新型コロナウイルスの感染収束以降、消費者の実店舗回帰が続いたことなどで不振が続いていた。
このニュースは要するに
- 楽天マートが関西地域のサービスを12月21日で終了し撤退する
- コロナ収束後の実店舗回帰による不振が撤退の主な理由である
- 撤退に伴い2025年1~9月期決算で約270億円の減損損失を計上
出典:共同通信「「楽天マート」、関西地域撤退 ネットスーパー事業、関東は継続 」

コロナ特需を見誤ったツケが、270億円の減損となって出ました。
ネットの声

また「270億円」ですか。この数字、どこかで見たようなデジャヴを感じますが、今回は誰が叩かれますかね…。
270億円の減損?ネットスーパーの事業ってそんなに赤字だったのか。
関西撤退か。大阪の倉庫(茨木)の使用を取りやめるって、影響大きいな。
コロナ需要のピーク時を見誤り、投資を引っ張ってしまった典型例でしょう。
やっぱり生鮮品の物流は、IT企業が片手間にできるような領域じゃない。
楽天ポイント経済圏でも物流コストは吸収できなかったということですね。
消費者が実店舗回帰したっていうのは、結局のところ利便性の問題か。
西友との合弁解消後、単独で立て直すのは厳しかったということか。
18年参入で270億円損失。ネットスーパーの難しさを示す痛い事例だ。
関西の利用者は、急なサービス終了に困るでしょうね…12/21は年末だ。
関東は継続。エリア限定の撤退で損失を最小限に抑えたい意図が見える。
この減損で、今後の楽天グループの経営戦略に大きな影響が出るだろう。
ITは華やかだが、在庫管理や配送の泥臭さが勝るのがリアルビジネスだ。
結局、勝てるのは自前で配送網や店舗網を持っている企業だけなのか。
270億円って、IT業界のニュースで最近よく見る金額で笑えない。
この損失を埋めるために、またモバイル事業に注力するのかな。

コロナ収束という変化を読み切れず、これほど巨額の損失を出したのは経営の怠慢でしょう。
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