- X(旧Twitter)とは、短い文章や画像を投稿して世界中の人とつながる、旧称Twitterのソーシャル・ネットワーキング・サービスのことです。
- 実業家のイーロン・マスク氏による買収をきっかけに、名称も機能も大きく変わったから、「昔のTwitterと同じもの」と言い切れない変化を遂げています。
- あなたが以前Twitterを使っていたなら、久しぶりに開くと料金体系や投稿ルールが様変わりしていることに気づくはずです。
なぜTwitterはX(旧Twitter)に名前を変えたのか?
X(旧Twitter)は、2006年に始まった短文投稿サービスTwitterを前身としています。転機となったのは、イーロン・マスク氏による買収です。同氏は2022年10月に買収を完了させ、翌2023年7月、サービス名を長年親しまれた「Twitter」から「X」へと変更しました。同時に、シンボルだった青い鳥のロゴも姿を消しています。この「X」という名前には伏線があり、マスク氏が1999年に立ち上げたオンライン銀行「X.com」(後のPayPal)に由来すると報じられています。
マスク氏が目指すのは、投稿・決済・動画・メッセージなどをひとつに束ねた万能アプリです。中国のWeChatをモデルに、Twitterという看板を外してでも守備範囲を広げたい、という狙いが改名の根っこにあります。実際、有料ユーザーの投稿文字数の上限は、かつての140文字から2万5000文字まで拡張されました。短文サービスという出発点から、大きく踏み出していることがうかがえます。
経営の面では波乱も続いています。広告事業の立て直し役として2023年6月にCEOへ就任したリンダ・ヤッカリーノ氏は、約2年後の2025年7月に退任を表明しました。xAIへの統合直後というタイミングでもあり、X(旧Twitter)が事業の軸足をどこに置くのか、依然として揺れ動いている最中だと言えます。買収からわずか数年で、これだけ経営も機能も変わったサービスは珍しいでしょう。
X(旧Twitter)のよくある誤解
名前が変わっただけで中身は同じ、ではない
「Xって名前がTwitterになっただけでしょ」と受け止めている人は少なくありません。ところが実際には、認証バッジの有料化、投稿文字数の大幅拡張、APIの有料化、収益シェア機能の追加など、仕組みそのものが何段階も変わっています。看板の掛け替えというより、中の設備ごと入れ替わったと考えたほうが実態に近いでしょう。
青いバッジ=公式・有名人の証、という思い込み
かつて青いチェックマークは、著名人や公式アカウントを運営側が認証した証でした。しかし現在の青バッジは、有料プラン「X Premium」に加入すれば基本的に誰でも付けられる仕組みに変わっています。バッジがあるから信頼できる、と単純には言えなくなった点は覚えておきましょう。
誤情報は野放し、というわけでもない
マスク氏の体制で規制が緩んだ、という印象を持つ人もいますが、投稿の真偽を利用者同士が補足する「コミュニティノート」という仕組みも導入されています。疑わしい投稿に有志が注釈を付けるこの機能は、運営任せにしない情報の検証手段として機能しています。緩和と強化が同時に進んでいる、と見るのが公平でしょう。
会話での使われ方

来月のキャンペーン、Xの公式アカウントから告知したいんですが、いまって認証バッジ付けておいたほうがいいですかね?広告の見え方にも関わりそうで。
広報担当者が、上司との定例ミーティングでSNS運用の方針を相談している場面。判断を仰ぐ相談のトーンです。

え、ツイッターってもう名前ないの?
久しぶりにアプリを開いた家族が、ランチ中にふと漏らした一言。素朴な驚きのトーンです。

前に作った自動投稿ツール、Xの仕様変更で動かなくなったんですよ。APIが有料になった影響で、無料枠だとほぼ何もできなくなってて。作り直すか検討中です。
受託開発のエンジニアが、勉強会後の懇親会で他社の開発者に近況を報告している場面。技術的な情報共有のトーンです。
X(旧Twitter)の歴史
X(旧Twitter)は、名称変更の前後で大きく様相が変わったサービスです。その転機を時系列で振り返ります。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 2006年 | 短文投稿サービスとしてTwitterが誕生。140文字という制限が、独特の文化とコミュニティを生んだ。 |
| 2022年 | イーロン・マスク氏が10月にTwitterの買収を完了。大規模な人員削減や有料サービスの見直しが始まる。 |
| 2023年 | 7月に名称を「X」へ変更し、青い鳥のロゴが姿を消す。6月にはヤッカリーノ氏がCEOに就任していた。 |
| 2025年 | 3月にマスク氏のAI企業xAIがXを約330億ドルで買収・統合。7月にヤッカリーノCEOが退任を表明した。 |
| 現在 | AI企業の傘下で、投稿・決済・動画を束ねる「なんでもアプリ」への転換を模索し続けている。 |
X(旧Twitter)とTwitterの違い
両者は同じサービスの新旧の姿ですが、名称だけでなく運営方針や機能面でも差があります。何が変わったのかを整理します。
| 比較観点 | X(現在) | Twitter(旧称時代) |
|---|---|---|
| 運営者 | xAI傘下のX Corp.(マスク氏体制) | Twitter, Inc. |
| 認証バッジ | 有料プラン加入で基本的に誰でも取得可能 | 著名人・公式を運営が認証 |
| 投稿文字数 | 有料ユーザーは最大2万5000文字まで | 原則140文字 |
| 目指す方向 | 決済・動画も含む万能アプリ | 短文投稿SNS |
関連ツール:SNS対応の文字数カウント
Xのポストは全角140文字・半角280文字の重み付きカウントです。文字数カウントツールを使えば、入力しながらXの残り文字数をリアルタイムで確認でき、InstagramやYouTubeの上限にも対応。文章はブラウザ内だけで処理され、外部には送信されません。
【まとめ】X(旧Twitter)の3つのポイント
- 正体は「進化したTwitter」:短文投稿SNSを土台に、万能アプリを目指して変貌を続けるサービスです。
- 買収が全ての引き金:マスク氏の買収を機に、名称・料金・機能・運営体制が一気に塗り替わりました。
- 常に変化中と心得る:仕様変更が頻繁なため、公式の最新情報を都度確認する習慣が身を守ります。
よくある質問
-
QX(旧Twitter)は無料で使えますか?
-
A
基本機能は今も無料で使えます。投稿の閲覧、フォロー、短文の投稿といった中心的な機能は、アカウントを作れば料金なしで利用できます。ただし認証バッジの付与、長文投稿、投稿の編集などの一部機能は有料プラン「X Premium」の対象です。使い方によって無料でも十分か、課金が必要かが分かれます。
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Q「ツイート」という言葉はもう使わないのですか?
-
A
公式には「ポスト(投稿)」という呼称に変わりました。名称変更に伴い、投稿を指す言葉もツイートからポストへ、リツイートはリポストへと改められています。とはいえ、長年親しまれた「ツイート」という言い方は、日常会話では今も根強く使われているのが実情です。
-
Qなぜイーロン・マスク氏はXを買収したのですか?
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A
「言論の自由」の実現と、万能アプリ構想の実現が主な理由と報じられています。マスク氏は旧Twitterの運営方針に批判的で、表現の自由を重視する場にしたいと発言していました。加えて、投稿・決済・動画などを1つに統合した「なんでもアプリ」を作る構想があり、その土台としてTwitterを選んだとされています。
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QX(旧Twitter)とTwitterとの違いは何ですか?
-
A
同じサービスの新旧の姿であり、別物ではありません。XはTwitterが2023年7月に改称したもので、アカウントや過去の投稿はそのまま引き継がれています。違いは名前だけでなく、認証バッジの有料化、投稿文字数の拡張、運営会社の交代など多岐にわたります。中身が大きく変わったTwitterの現在の姿がX、と捉えるのが正確です。
この用語と一緒に知っておきたい用語
| 用語 | この記事との関連 |
|---|---|
| X(旧Twitter)の前身。改称前のサービス名で、両者は同一の系譜。 | |
| リツイート | Xで「リポスト」に改称された拡散機能。名称変更の具体例のひとつ。 |
| Meta | 競合SNS「Threads」を運営する企業。Xの対抗馬を理解する上で重要。 |
| フォロワー | Xでつながる相手を指す基本用語。SNS利用の土台となる概念。 |
| インプレッション | 投稿が表示された回数を示す指標。Xの反応を測る際の必須用語。 |
【出典】参考URL
https://ja.wikipedia.org/wiki/X_(2023%E5%B9%B4%E5%89%B5%E6%A5%AD%E3%81%AE%E4%BC%81%E6%A5%AD) :社名変遷・xAIによる買収・運営体制の根拠
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2025-07-09/SZ51I2DWRGG000 :2025年3月のxAIによる約330億ドルでの買収とヤッカリーノCEO退任の根拠
https://www.cnn.co.jp/tech/35235338.html :ヤッカリーノCEO退任とxAIへの売却の根拠
https://digital-shift.jp/platformer/230907 :名称変更の経緯・青バッジ・文字数上限拡張・スーパーアプリ構想の根拠
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00086/00271/ :API有料化・認証バッジ制度変更の根拠

コメント
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