プログラムとは?コンピュータを動かす指示書を解説

システム開発・テクノロジー
プログラムとは?ざっくりと3行で
  • コンピュータに何をどの順番でさせるかを書き並べた指示書、それがプログラム
  • この指示書があるからこそ、ただの機械が計算や表示、通信といった複雑な仕事をこなせるようになる
  • プログラムの正体がわかると、スマホのアプリもゲームも、すべて誰かが書いた指示で動いていると実感できる

【深掘り】これだけ知ってればOK!

コンピュータは、自分で考えて動いているわけではありません。書かれたプログラムの通りに、ただ忠実に動いているだけ——融通の利かなさこそが、その正体です。

プログラムは、料理のレシピにたとえると腑に落ちます。レシピが、材料をこの順で混ぜ、何分焼く、と手順を示すように、プログラムもコンピュータに、このデータをこう計算し、結果をこう表示する、と動作を順序立てて指示します。コンピュータはレシピを読む料理人のように、書かれた手順を上から忠実にこなしていきます。手順が正しければ料理が完成し、間違っていれば失敗する——その関係もよく似ています。

プログラムは、人が読み書きできるプログラミング言語で書かれます。ところが、コンピュータが直接理解できるのは、本来〇と一の信号だけです。そこで、人が書いた言葉を機械が分かる形へ翻訳する仕組みが間に入ります。料理人が外国語のレシピを母国語に訳してから調理するイメージで、この翻訳があるからこそ、人と機械の橋渡しが成り立っているのです。

プログラムは、書いた通りにしか動きません。書き間違いがあれば、その間違いの通りに動いてしまいます。これがバグと呼ばれる不具合の正体で、機械の故障ではなく、指示の誤りであることがほとんどです。

私たちが日々使うものは、ほぼすべてプログラムで動いています。スマホのアプリ、Webサイト、ゲーム、家電の制御まで、その裏では誰かが書いたプログラムが働いています。普段は意識しませんが、ボタンを押して反応が返ってくる、その一瞬にも無数の指示が実行されているのです。プログラムの存在に気づくと、身の回りの技術の見え方が少し変わってくるでしょう。

よくある誤解

コンピュータが自分で考えているわけではない

コンピュータが賢く判断して動いていると感じる場面は多いものです。しかし実際は、あらかじめ書かれたプログラムの通りに動いているにすぎません。気の利いた動きに見えても、それは人がそう動くよう指示を書いたから。機械はあくまで忠実な実行者です。

アプリと完全に同じ言葉ではない

プログラムとアプリを同じものと捉えがちですが、厳密には少し違います。プログラムは指示の集まりそのものを指し、アプリはそれを利用者が使える形にまとめた製品を指します。プログラムが中身なら、アプリはそれを箱に詰めて届けたもの、という関係です。

会話での使われ方

ITKAGYO運営者デプロイ太郎のアイコン画像

このボタンを押したときの動き、プログラムでこう書いてあるから。直したいなら、ここの指示を変えればいいよ。

先輩エンジニアが、新人にプログラムの仕組みを画面を見せながら教えている場面。

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バグって機械の故障かと思ってましたけど、プログラムの書き間違いだったんですね。

プログラミングを学び始めた人が、講師との会話で理解を深めているやり取り。

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この定型処理はプログラムを組んで自動化することを提案します。手作業のミスがなくなり、処理にかかる時間も大幅に短縮できます。

開発担当者が、業務効率化のミーティングで自動化を提案している場面。

【まとめ】3つのポイント

  • 動作の手順を書いた指示書:コンピュータに何をどの順でさせるかを書き並べたもの。レシピのように、書かれた手順通りに機械が動きます。
  • 言語で書き機械語に翻訳:人が読めるプログラミング言語で書き、機械が分かる信号へ翻訳する仕組みが人と機械を橋渡しします。
  • 身の回りすべてを動かす:アプリもサイトもゲームも家電も、その裏では誰かが書いたプログラムが忠実に働いています。

よくある質問

Q
プログラムとアプリは何が違うのですか?
A

プログラムが指示の集まりそのものを指すのに対し、アプリはそれを利用者が使える形にまとめた製品です。プログラムが料理のレシピなら、アプリは出来上がって提供される料理にあたると考えるとわかりやすいです。

Q
プログラムは何語で書かれているのですか?
A

目的に応じてさまざまなプログラミング言語が使われます。Webサイト向き、計算処理向きなど、言語ごとに得意分野があります。どの言語で書いても、最終的には機械が理解できる信号へ翻訳されて実行されます。

Q
プログラムは誰でも書けるようになりますか?
A

基本を順に学べば、誰でも書けるようになります。最初は簡単な指示から始め、少しずつ複雑な処理を組めるようになります。書いた通りにしか動かない厳密さがある分、論理的に考える習慣が身につきます。

Q
プログラムと指令の違いは何ですか?
A

指令が一つひとつの個別の命令を指すのに対し、プログラムはそうした指令を目的に沿って多数組み合わせ、一連の処理としてまとめたものです。指令が単語なら、プログラムはそれを連ねた文章にあたります。

この用語と一緒に知っておきたい用語

用語 この記事との関連
アイコン アイコンを押さえると本記事の理解がさらに深まります。アプリやファイル、操作ボタンなどをひと目でわかる小さな絵で表したもの、それがアイコンだ
サイト サイトは関連分野でよく登場する重要キーワードです。関連する複数のWebページを、一つのまとまりとして束ねたもの、それがサイトだ
データ 本記事のテーマと実務上セットで使われることが多い用語です。コンピュータが処理する数値や文字、画像といった事実や資料そのもの、それがデータだ

【出典】参考URL

https://e-words.jp/ :プログラム・プログラミング言語の用語定義の参考
https://www.ipa.go.jp/ :ソフトウェアの基礎の参考
https://wa3.i-3-i.info/ :プログラムのやさしい解説の参考

コメント

「IT用語、難しすぎて心が折れそう……」という方のための、ハードル低めな用語辞典です。

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