Threadsのユーザー数がついにXを上回る、公開から2年で初めて。メタが提供するテキストSNSのThreads(スレッズ)が、モバイル端末における世界の日間アクティブユーザー数(DAU)でX(旧ツイッター)を上回ったことが、調査会社Similarwebのデータで明らかになりました。Xユーザーが抱える不満を解決するとして始動したThreadsが、週平均のDAUでXを上回るのはこれが初めてのことです。両者はユーザーと広告主の奪い合いでしのぎを削っています。
- ThreadsのモバイルDAUがXを初めて週平均(1億3020万人対1億3010万人)で上回った
- ThreadsはMAU30億人のInstagramと統合されており、広告主への優位性が高い
- Xは広告主離脱で収益が急落したが、Threadsは2027年に90億ドルの広告収入を見込まれる

数字だけ見ればThreads勝利だが、滞在時間やウェブDAUのデータはまだXに軍配ですね。
SNSの声

どれどれどんなことを言ってるでしょうか
モバイルDAUでXを逆転って、ついに地殻変動が起きたか。数字は嘘をつかないですね。
ThreadsはInstagramという巨大なユーザー基盤(MAU30億人)から引っ張れるのが強すぎる。メタの戦略勝ちです。
結局、Xはマスク氏買収後の混乱で広告主が離脱(51.7%減)したのが致命的だった。理想論より現場の収益が全て。
DAUが拮抗しても、ユーザーの滞在時間がXの半分以下ってのが気になる。コンテンツの質がまだ追いついていない。
2027年にThreadsが90億ドルの広告収入予測か…この予測通りならSNS市場の勢力図は完全にひっくり返る。
マスク氏がThreadsを『写真抜きのInstagram』と揶揄したけど、その『写真』の力が結果的にDAUを押し上げたわけだ。
米国では依然としてXが優勢らしい(DAU 2130万人)。日本や米国など、地域差や国の特性で勝敗はまだわからないですね。
ターゲティング広告の精度が高いThreadsの方が、Xよりも広告主にとって魅力的なのはビジネスとして当然でしょう。
ウェブサイトのDAU(X: 1.4億人 vs Threads: 770万人)を見ると、Threadsはアプリ外で使えないという構造的な弱点がある。
マスク氏とザッカーバーグのケージマッチは実現しなかったが、実際のビジネス指標でザッカーバーグが数字の上でリードした。
Xは長年にわたり広告主獲得に苦戦し、そのツケが一気に回ってきた印象です。IT企業のM&Aの難しさですね。
iOSユーザー限定DAUではThreadsがXを上回っている。比較的裕福な層や流行に敏感な層が先に移っていると見ていいのかな。
Xの広告回復の一部が「トランプ政権に恩を売るため」というアナリストの指摘。政治的思惑で広告を出すなんて、生臭い世界だ。
Threadsは2年間で着実にユーザーを増やした。これはXのように急激な方針転換がなかった、安定経営の成果ですね。
Xの元社員のノウハウ流用疑惑とか、設立時のゴタゴタを乗り越えて、ついに数字で結果を出したのは素直にすごいと思います。

SNSの勢力図が動いた!
コメント