デジタル庁、アクセンチュアを指名停止にした本質

企業・経営問題

デジタル庁は9月26日、アクセンチュア(東京都港区)を、同日付で新規契約から外す「指名停止」の対象にしたと発表した。26年1月25日までの4カ月間、同庁が行う入札や契約に参加できなくなる。

このニュースは要するに
  • デジタル庁はアクセンチュアを4カ月間の指名停止処分とした
  • 情報提供等記録開示システム開発業務などで無断再委託を行った
  • この行為はデジタル庁により不正または不誠実と判断された

申請を忘れたのか、意図的だったのか、そこが肝要です。

ネットの声

「ほら始まったよ」という声と「たった4カ月か」という声、どちらが多いか見ものですね。

丸投げ構造の縮図ですね。誰がコードを書いているか誰も知らない。

アクセンチュアほどの企業が「申請忘れ」で済むわけがない。意図的でしょ。

デジタル庁の仕事はいつも炎上している印象しかない。

結局、孫請け、曾孫請けまで行き着いて、単価はいくらになっているんですかね。

4カ月の指名停止で済むなら、ペナルティとしては軽すぎるのでは?

これがIT業界の日常ですよ。むしろ隠さず公表したデジタル庁を褒めるべきか?

情報提供等記録開示システムって、肝心なところがブラックボックス化してそう。

大手コンサルに発注するとこうなるリスクは織り込み済みではなかったのか。

指名停止期間中も、再委託先が業務を引き継ぐんでしょう。実質ノーダメージ。

契約違反が「不正または不誠実な行為」で片付けられる規模の問題じゃない。

昔から公共事業のIT案件は多重下請けが常態化していますから、驚きません。

申請が必要なことを知らなかった、なんて言い訳は通用しないはずです。

4カ月後に何事もなかったかのように入札に戻るんだろうな、と達観してしまう。

公的なシステムを再委託で回すリスク、もっと真剣に考えましょうよ。

競争入札で価格だけ見て業者を選んだ結果ですね。目先の安さのツケです。

たった4カ月の業務停止が、彼らのゴルフの腕前を磨く良い休暇になれば、まぁ、それでいいのではないでしょうか。

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デプロイ太郎

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