【賛否両論】AIが自動で24時間365日テレアポ!「AIテレアポくん」登場で営業はどう変わる?

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3行でざっくりと
  • AIdeaLabがAIが自動で電話をかけアポイント獲得を目指すサービス「AIテレアポくん」の提供を開始
  • 24時間365日稼働し、人間に近い話し方を再現する音声合成技術と、商材ごとのトークスクリプト学習AIで複雑な説明や質問にも対応
  • SNSでは「迷惑すぎる」「受ける方が大変」など、AIテレアポくんの発表に対し否定的な意見や、電話の受け手側の負担増加を懸念する声が上がっている
出典:ITmedia AI+「AIが24時間365日休まず大量架電、「AIテレアポくん」登場 「AIピカソ」の親会社から」2025年5月29日 https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2505/29/news152.html (2025年5月31日閲覧)

Xの反応

※投稿は個人の見解が含まれており、内容の事実性を保証するものではありません。

深堀り

もしこのニュースがアメリカで起きていたら?

アメリカはイノベーションに積極的で、スタートアップ文化が盛んなため、「AIテレアポくん」のようなサービスは迅速に受け入れられ、投資が加速する可能性があります。一方で、プライバシー保護に対する意識が高いため、AIによる通話であることを明確に伝える規制や、オプトアウト(電話を受け取らない選択)の仕組みがより厳しく求められるでしょう。消費者保護団体からの批判も強く、AIが倫理的に運用されているかどうかが厳しく問われる可能性があります。また、人件費削減の観点から、多くの企業が導入に踏み切り、コールセンター業界などで大規模な雇用喪失につながる可能性も高いです。

メリット・デメリット

メリット

  • 営業効率の劇的向上:24時間365日稼働し、人間が行うよりもはるかに多くの架電が可能です。これにより、リード(見込み客)獲得の機会が増え、営業担当者はアポイント後の商談に集中できます。
  • 人件費削減:テレアポ業務にかかる人件費を大幅に削減できます。採用・教育コストも不要になり、経営の効率化に貢献します。
  • 均一な品質での対応:AIが学習したトークスクリプトに基づいて会話するため、担当者による品質のばらつきがなく、常に一定の高品質なコミュニケーションを提供できます。
  • データに基づいた改善:全ての通話が録音・テキスト化されるため、データ分析を通じてトークスクリプトやAIの受け答えを継続的に改善し、アポイント獲得率の向上に繋げられます。
  • 時間・場所の制約なし:AIは物理的な制約を受けないため、時差を気にせず全国・全世界への架電が可能となり、ビジネスチャンスを広げられます。

デメリット

  • 「迷惑電話」としての反発:AIによる機械的な電話は、受け手によっては「迷惑電話」と感じられ、企業イメージを損なう可能性があります。特に、断りづらい状況や、不必要な電話が頻繁にかかってくることで、消費者の不満が高まる可能性があります。
  • 人間らしい対応の限界:どれほどAIが進化しても、人間特有の感情の機微を読み取ったり、複雑なニュアンスを理解したりすることには限界があります。これにより、顧客によってはAIとの会話に不満を感じる可能性があります。
  • プライバシー問題への懸念:AIが大量の個人情報を含む会話データを収集・分析することに対するプライバシー侵害の懸念が生じる可能性があります。データの適切な管理と保護が極めて重要になります。
  • 雇用への影響:テレアポ業務をAIが代替することで、関連業界での雇用喪失につながる可能性があります。社会全体の働き方や雇用のあり方に議論を巻き起こす可能性があります。
  • システム障害のリスク:AIシステムに障害が発生した場合、大規模な業務停止や顧客への影響が生じる可能性があります。安定稼働のための堅牢なシステム構築と運用が不可欠です。

関連する質問

Q
テレアポとは何ですか?
A

「テレアポ」とは、「テレフォンアポインター」の略で、電話を使って見込み顧客に連絡を取り、商談や訪問などのアポイント(面会の約束)を獲得する営業手法を指します。

主な目的は、新規顧客の開拓であり、商品やサービスの説明を通じて、次の営業活動(具体的な商談や契約)につなげるきっかけを作ることが重要です。

電話をかける側から見れば、顧客リストに基づいて電話をかけ、商品やサービスを紹介し、商談の機会を得ることを目指します。これは「アウトバウンド業務」の一種であり、コールセンター業務の中でも、企業から顧客へ電話をかける役割を担います。

Q
AIdeaLabとは何をしている会社ですか?
A

AIdeaLab(株式会社AIdeaLab)は、AI技術を核としたプロダクト開発とAIソリューション提供を行う日本の企業です。

彼らのビジョンは「AI×Ideaでいまだかつてないプロダクトを生み出す」ことで、最先端のAI技術を追求し、世界を驚かせる革新的な製品を世に出すことを目指しています。「AIひろゆき」や「AI宮迫」などの実在人物のAIアバターなども開発しています。

Q
24時間365日電話をかけ続けたら1年の料金はいくらになりますか?
A

「AIテレアポくん」のようなAIによる自動架電サービスの場合、一般的な個人向けプランでは対応しきれないため、ビジネス向けの専用回線や、通信会社との大口契約、またはクラウド型のコールセンターシステムと連携した通話プランを利用することになります。そのため、年間で数百万円から数千万円規模の通話料金が発生すると考えるのが現実的です。

実際の料金は、AIdeaLabがどのような通信パートナーと契約しているか、またどのような料金体系を導入しているかによって大きく異なります。

正直、24時間365日営業電話をかけられたらと思うと迷惑です。AIだからどの時間にどの会社でどんな提案をすれば受け入れてくれるとか対策して来るんでしょうけど

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デプロイ太郎

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