- ガンホー、元社員の不適切行為により巨額損失を公表
- 不適切行為は長期にわたり、当初2億4600万円の損失と試算
- 会社はコンプライアンス強化と人員見直しで再発防止を図る

社員の不正はどこにでも起きますね。ガンホーくらいの大企業でも起きるんですから注意が必要です。
SNSの声
仕事依頼サービス…
— 久松剛 レンタルEM (@makaibito) August 14, 2025
詳細気になるな。
単独でとのことなので、あんまり複雑なことはできなさそうだし。
匿名で利用できるクラウドソーシングサイトかな?
ガンホー、元幹部が内部不正 自身に架空発注で2億円超を着服、“仕事依頼サービス”悪用 懲戒解雇&刑事告訴へ https://t.co/w5Upwtb2Tv
この手の事が一回あると
— 米谷 昂 FastAPIガチ勢 (@yoneya_fastapi) August 14, 2025
凄まじく複雑な承認プロセスになりがちで
大企業ほど、どんどん無駄な工数が増えくんだよな
こういうの名前を出して欲しい
— やまもんチャリ走 (@MotoyasuYamada) August 14, 2025
ガンホー元幹部の内部不正のニュース、驚きですね。信頼された立場からの裏切りは本当に残念です。
— マイペースなるい (@i2Y1DjTak596079) August 14, 2025
んー、これはちゃんと納品までしていればバレなかったかもしれないね。
— 中井 隆介@Pluslus (@ryunakai) August 14, 2025
ガンホー、元幹部が内部不正 自身に架空発注で2億円超を着服、“仕事依頼サービス”悪用 懲戒解雇&刑事告訴へ – ITmedia NEWS https://t.co/NSgRd1MIdH
考察
元役員が会社のシステムを不正利用し、特定の取引先への優遇や自己への利益誘導といった不適切行為を長期にわたり行っていたことが、問題の直接的な原因です。
この背景には、社内のコンプライアンス意識の欠如がありました。加えて、役員の行動を監視・牽制すべきガバナンスやモニタリング体制が機能不全に陥っていたことも、不正行為の長期化を許した主要な要因と考えられます。
FAQ
- Qガンホーは何の会社ですか?
- A
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社(GungHo Online Entertainment, Inc.)は、日本の大手ゲーム会社です。 特に、スマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の大ヒットで広く知られています。
- Qガンホーは過去にも社員の不正事件がありませんでしたか?
- A
はい、過去にガンホーの社員による不正事件が報道されています。
最も広く知られているのは、2006年に発生した「ラグナロクオンライン」のゲーム内通貨不正作成・売却事件です。
当時、ガンホーの運営する人気オンラインゲーム「ラグナロクオンライン」において、同社の社員(ゲームマスターの権限を持つ人物)が、ゲーム内の通貨「ゼニー(Zeny)」を不正に大量作成し、それを現実の金銭と交換する「リアルマネートレード(RMT)」業者に売却していたことが発覚しました。
この社員は不正に得たゲーム内通貨を売却することで、1,400万円以上の利益を不正に得ていたと報じられています。
- Qガンホーは他にも過去に事件はありましたか?
- A
ガンホー・オンライン・エンターテイメントが過去に消費者庁から受けた景品表示法違反(有利誤認・優良誤認)による措置命令が2件あります。
1件は、2017年、「パズドラ」の有料ガチャで、排出対象の全13キャラクターが強力な「究極進化」可能と宣伝。しかし実際は2体のみで、景品表示法における優良誤認と判断。これを受け消費者庁から措置命令が出され、翌年、課徴金5,020万円の納付が命じられました。
もう1件は、ガンホーの「ディズニー マジックキングダムズ」で、キャラクターと有料アイテムのセット商品を、単品で買うよりお得であるかのようにバナー広告で表示。しかし実際には安くなく、取引条件が有利だとユーザーに誤認させる景品表示法の「有利誤認」にあたると判断されました。
所感
今回のガンホーの件は、企業におけるガバナンスと内部統制の重要性を改めて浮き彫りにする事例だと感じました。元役員による長期にわたる不適切行為が、最終的に巨額の損失につながったことは、組織全体での監視体制とコンプライアンス意識の徹底がいかに重要かを示しています。
特に、問題行為が「トラブルシューティングの記録」として扱われていたという記述からは、情報の隠蔽や不適切な処理が行われていた可能性も伺え、その透明性確保の難しさも考えさせられます。信頼回復には、公表された再発防止策の徹底と、それを支える企業文化の変革が不可欠でしょう。
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