CCNA(Cisco Certified Network Associate)とは
CCNA(Cisco Certified Network Associate)は、世界最大のネットワーク機器メーカーであるCisco Systems が認定するネットワーク技術の資格です。ネットワークエンジニアの入門資格として世界的に認知されており、ネットワーク分野で最も取得者数の多いベンダー資格の一つです。
試験の基本情報
CCNA(200-301 CCNA)の試験概要は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | Cisco Certified Network Associate(200-301 CCNA) |
| 試験時間 | 120分 |
| 問題数 | 100〜120問程度 |
| 合格ライン | 非公開(おおむね800〜850点 / 1,000点と推定) |
| 受験料 | $330 USD(約49,500円) |
| 有効期間 | 3年間(再認定が必要) |
| 前提資格 | なし |
出題範囲
CCNA(200-301)の出題範囲は大きく6つのドメインに分かれています。ネットワークアクセスが20%、IPコネクティビティが25%と最も比率が高く、ルーティング・スイッチングの基礎が重視されています。
具体的には、VLAN・STP・EtherChannel・OSPF・スタティックルーティング・ACL・NAT・DHCPなどのCisco IOS操作が中心です。加えてネットワークの自動化やプログラマビリティの基礎(REST API、JSON、Ansible)も出題範囲に含まれています。
難易度と合格率
CCNAはCisco認定のアソシエイトレベルに位置づけられ、ネットワーク初級〜中級者向けの資格です。公式の合格率は非公開ですが、一般的に50〜60%程度と推定されています。2020年の改訂で出題範囲が広がり、セキュリティや自動化の知識も求められるようになったため、旧CCNAよりも難易度はやや上がったとされます。
学習方法とおすすめ教材
CCNAの学習には「シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集」が定番です。英語が得意な方はCisco公式の「CCNA 200-301 Official Cert Guide」も高品質な教材です。
実機操作の経験が重要なため、無料のネットワークシミュレータ「Cisco Packet Tracer」を使った実践練習が必須です。Udemyや「Ping-t」の問題演習も合格者から高い評価を受けています。
取得するメリットと年収への影響
CCNAはネットワークエンジニアの採用において最も重視されるベンダー資格です。ネットワークの設計・構築・運用に関わるポジションでは、CCNAの取得が応募条件や歓迎条件に記載されるケースが非常に多くなっています。
ネットワークエンジニアの年収レンジは400万〜700万円が中心帯です。CCNPやCCIEなどの上位資格を取得すれば、さらに高い年収レンジを狙えます。
よくある質問(FAQ)
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QCCNAは未経験でも取得できますか?
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A
はい、未経験からでも取得可能です。ただしネットワークの基礎知識がゼロの状態からだと学習に時間がかかるため、まずはネットワーク入門書でTCP/IPの基礎を理解してから取り組むのがおすすめです。
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QCCNAの有効期限はありますか?
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A
はい、有効期間は3年間です。有効期限内にCCNAの再認定試験に合格するか、上位資格(CCNPなど)を取得することで更新できます。継続教育(CE)プログラムによる更新も可能です。
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QCCNAとネットワークスペシャリスト試験はどちらが難しいですか?
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A
一般的にネットワークスペシャリスト試験(IPA)のほうが難易度は高いとされます。ただしCCNAはCisco製品に特化した実践的な内容であり、出題範囲の方向性が異なります。ネットワークエンジニアを目指すなら両方の取得が理想的です。
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QCCNAの試験はどこで受験できますか?
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A
ピアソンVUEの試験センターで受験できます。自宅からのオンライン受験(OnVUE)にも対応しています。試験は通年で実施されており、希望の日時で予約可能です。



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