Webサーバとは?Webページを届ける仕組みを解説

システム開発・テクノロジー
Webサーバとは?ざっくりと3行で
  • 見たいページを求められると、そのデータを取り出して送り届ける役割を担うコンピュータ、それがWebサーバだ
  • 世界中から届くページの表示要求を受け取り、該当する情報を返す、Webの裏方の主役だ
  • Webサーバの働きがわかると、ブラウザにページが表示されるまでの裏側の流れが見えてくる

【深掘り】これだけ知ってればOK!

私たちがページを見る一瞬の裏では、ブラウザがWebサーバに要求を送り、サーバが応えるという、目に見えないやり取りが世界規模で休みなく繰り返されています。

Webサーバは、Webページを届けるための専門のコンピュータです。サーバという言葉には、給仕する人、提供する人という意味があります。その名のとおり、Webサーバは要求に応じて情報を提供する役割を担います。私たちがブラウザで何かのページを開こうとすると、その要求がWebサーバに届き、サーバは該当するページのデータを探し出して返します。注文を受けて料理を出す、レストランの厨房に近い働きです。

ページが表示されるまでには、要求と応答のやり取りがあります。利用者がアドレスを入力したりリンクを押したりすると、ブラウザがそのページを見せてほしいという要求をWebサーバに送ります。サーバはその要求を受け取り、求められたデータを用意して送り返します。ブラウザは受け取ったデータを組み立てて、画面に表示します。この一連の往復が、一瞬のうちに行われているのです。

Webサーバは、多くの人が同時に同じページを求めても応えられるよう作られています。ただし、想定を超える数の要求が一度に集中すると、応答が遅れたり、つながらなくなったりすることがあります。

Webサーバは、二十四時間休みなく動き続けているのが特徴です。世界中のどこからアクセスがあっても応えられるよう、常に要求を待ち構えています。一台で多くのアクセスをさばくこともあれば、大規模なサイトでは複数のサーバで負荷を分け合うこともあります。普段その存在を意識することはありませんが、Webサーバが裏で働き続けているからこそ、私たちはいつでもWebページを見られるのです。

よくある誤解

特別な装置ではなく役割の名前

Webサーバを何か特殊な機械だと思う方がいますが、実体はコンピュータです。Webページを提供する役割を担っているとき、そのコンピュータをWebサーバと呼びます。つまり、装置の種類ではなく、果たしている役割を指す言葉だと理解すると正確です。

ページを作るのが仕事ではない

Webサーバがページの内容を作っていると誤解されることがあります。サーバの役割は、用意されたデータを要求に応じて届けることです。ページそのものは、あらかじめ制作者が作ってサーバに置いておきます。サーバは、その配達役を担っていると捉えるとわかりやすいでしょう。

会話での使われ方

ITKAGYO運営者デプロイ太郎のアイコン画像

アクセスが集中するとサイトが重くなるのは、Webサーバが要求をさばききれなくなるからだよ。

先輩が、サイトが遅くなる理由を疑問に思う後輩へ説明している場面。

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ブラウザにページが出るまでに、Webサーバとそんなやり取りがあったんですね。一瞬すぎて気づきませんでした。

若手が、表示の仕組みを知って先輩に感想を伝えているやり取り。

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アクセス集中が見込まれるキャンペーン期間は、Webサーバの増強を提案します。要求をさばききれず、サイトがつながらなくなる事態を防ぐためです。

インフラ担当者が、繁忙期の備えを会議で説明している場面。

【まとめ】3つのポイント

  • ページを届けるコンピュータ:閲覧者の求めに応じてWebページのデータを取り出し、送り届ける役割を担うコンピュータです。
  • 要求と応答で表示される:ブラウザの見せてほしいという要求にサーバが応え、データを返す。この往復で画面にページが現れます。
  • 休みなく要求を待つ:二十四時間動き続け、世界中からのアクセスに応えます。大規模サイトでは複数台で負荷を分担します。

よくある質問

Q
Webサーバは何をするコンピュータですか?
A

閲覧者がページを見ようとしたとき、その要求を受け取り、該当するWebページのデータを取り出して送り届けるコンピュータです。注文を受けて料理を出す厨房のように、求めに応じて情報を提供する役割を担っています。

Q
ページが表示されるまでに何が起きているのですか?
A

ブラウザがWebサーバにそのページを見せてほしいという要求を送り、サーバが該当データを返します。ブラウザは受け取ったデータを組み立てて画面に表示します。この要求と応答の往復が、一瞬のうちに行われています。

Q
アクセスが集中するとサイトが重くなるのはなぜですか?
A

Webサーバが処理できる要求の量には限りがあるためです。想定を超える数のアクセスが一度に集中すると、サーバが応えきれず、応答が遅れたり、つながらなくなったりします。大規模サイトは複数台で負荷を分散して備えます。

Q
Webサーバとブラウザの違いは何ですか?
A

Webサーバがページのデータを送り出す提供側なのに対し、ブラウザはそれを受け取って表示する閲覧側です。データを出す側がサーバ、受け取って見る側がブラウザ、と役割が対になっていると整理できます。

【出典】参考URL

https://e-words.jp/ :Webサーバの用語定義の参考
https://www.ipa.go.jp/ :Webの仕組みとサーバの基礎の参考
https://wa3.i-3-i.info/ :Webサーバのやさしい解説の参考

コメント

「IT用語、難しすぎて心が折れそう……」という方のための、ハードル低めな用語辞典です。

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