デッドリンクとは?リンク切れがSEOに与える影響と対処法

マーケティング・戦略
デッドリンクとは?ざっくりと3行で
  • Webサイト上のリンクをクリックしても目的のページにアクセスできない「リンク切れ」の状態のこと。英語でdead link(デッドリンク)またはbroken link(ブロークンリンク)と呼ぶ
  • リンク先ページの削除・URL変更・サーバー障害などが原因で発生し、ユーザー体験の低下とSEOへの間接的な悪影響をもたらす
  • 定期的なチェックツール(Screaming FrogやGoogle Search Consoleなど)を使って検出し、301リダイレクトや内容の更新で速やかに対処することが重要だ

【深掘り】これだけ知ってればOK!

デッドリンクはSEOに直接的なペナルティを与えるわけではないが、間接的な悪影響は無視できない。クローラーがデッドリンクを検出するとリンク先のページクロールをあきらめ、サイト全体のクロール効率が下がる。ユーザーが404エラーを見た瞬間にページを離脱し、直帰率が上昇するとサイトの信頼性スコアにも影響が出る。

デッドリンクが発生する主な原因は4つだ。第一にリンク先ページの削除で、外部サイトが記事を消したり、自社内でページを整理したりした際に起きる。第二にURLの変更で、サイトリニューアルやCMS移行時に旧URLが残ったままになるケースだ。第三にドメインの失効で、外部サイトが閉鎖するとそのドメインへのリンクが全てデッドになる。第四に入力ミスで、URLをハードコードした際のタイプミスだ。

対処法は原因によって異なる。自社の内部リンクが原因なら、リンク先URLを正しいものに更新するか、削除したページへの301リダイレクトを設定する。外部リンクが切れた場合は、同等の情報を提供している別のURLに差し替えるか、リンクそのものを削除する。404ページをカスタマイズして「ページが見つかりません。こちらをご覧ください」と関連ページへ誘導するデザインにすることで、ユーザーの離脱を減らすことも有効だ。

デッドリンクの定期チェックは自動化できる。Screaming Frogというクローラーツールを使うと、サイト全体をスキャンして404エラーになっているリンクを一覧表示できる。無料版で500URLまで対応しており、月1回の定期実行だけでもデッドリンクの蓄積を防げる。Google Search Consoleの「カバレッジ」レポートでも404エラーのURLを確認できる。

記事数が多いブログやコーポレートサイトでは、数年運営するうちに数十件のデッドリンクが蓄積することも珍しくない。特に外部サイトへのリンクは自社でコントロールできないため、定期的なモニタリングが不可欠だ。リダイレクト設定を正しく行うことで、リンクジュース(SEO的な評価)を転送先ページに引き継ぐことも可能だ。

よくある誤解

404ページが存在すればSEOに全く影響しないと思っている

404エラー自体はGoogleのペナルティ対象ではないが、多くのデッドリンクが残っているとクローラーの巡回効率が下がり、重要なページがインデックスされにくくなる。またユーザーの離脱増加は間接的に評価指標に影響する可能性がある。

リダイレクト設定さえすれば完全に問題ない

301リダイレクトは有効な対処法だが、リダイレクトチェーン(AがBにリダイレクト→BがCにリダイレクト)が長くなるとページの読み込み速度が落ちる。リダイレクトはなるべく1段階で最終URLに直接飛ばすことが望ましい。

会話での使われ方

ITKAGYO運営者デプロイ太郎のアイコン画像

Screaming Frogでサイト全体をスキャンしたらデッドリンクが47件見つかりました。内部リンクの修正と外部リンクの差し替えを今週中に対応します。

SEO担当者がWebサイトの定期メンテナンス報告で管理者に状況を共有している場面。チェックツールで問題を定量的に把握して対応を進めている。

ITKAGYO運営者デプロイ太郎のアイコン画像

サイトリニューアルのとき、旧URLから新URLへの301リダイレクトを忘れると全部デッドリンクになるから絶対設定してください。

エンジニアがリニューアルプロジェクトのチームに注意点を伝えている場面。リダイレクト設定はリニューアル時の必須作業として周知している。

ITKAGYO運営者デプロイ太郎のアイコン画像

参考として貼っていた外部サイトへのリンクが全部切れてて、404ばかりになっています。記事を更新するときに差し替えが必要ですね。

コンテンツ担当者がブログ記事のメンテナンス中に外部リンク切れを発見して上司に報告している場面。外部リンクは定期的な確認が必要だ。

関連ツール:画像のリンク切れを自動チェック

このページのimgタグを抽出し、表示できない画像だけを一覧で見つけられます。目視では気づきにくいリンク切れも、URLを入力するだけで確認できます。処理はブラウザ内だけで完結し、外部には送信されません。

画像表示チェッカーを使ってみる

【まとめ】3つのポイント

  • デッドリンクはユーザー体験とSEOの両方に悪影響:直接ペナルティはないがクローラー効率の低下と直帰率上昇が積み重なり、長期的にサイト評価を押し下げる原因になる
  • Screaming FrogとSearch Consoleで定期チェックを自動化:月1回のスキャンで404エラーを早期発見し、リダイレクト設定や差し替えで速やかに対処することが基本だ
  • リニューアル時のリダイレクト設定は絶対に忘れない:旧URLから新URLへの301リダイレクトを設定することでリンクジュースを引き継ぎ、ユーザーとクローラー双方への影響を最小化できる

よくある質問

Q
デッドリンクを無料で一括チェックするツールはありますか?
A

Screaming Frogは無料版で500URLまでスキャンでき、デッドリンクを一覧表示できます。W3C Link Checkerはオンラインで使える無料ツールです。WordPressを使っている場合はBroken Link Checkerプラグインが管理画面からリンク切れを自動検出してくれます。Google Search Consoleのカバレッジレポートでも404エラーURLを確認できます。

Q
301リダイレクトと302リダイレクトの違いは何ですか?
A

301は「恒久的な転送」を意味し、SEO的な評価(リンクジュース)が転送先に引き継がれます。302は「一時的な転送」で、リンクジュースの引き継ぎが保証されません。ページのURLを永久に変更する場合は必ず301を使い、302はキャンペーンページへの一時的な誘導など用途を限定して使用することが正しい使い方です。

Q
カスタム404ページを作るメリットはありますか?
A

デフォルトの404ページはユーザーに何の情報も提供しないためほぼ全員が離脱します。カスタム404ページに検索フォームや人気記事・サイトマップへのリンクを設置することで、一定のユーザーをサイト内に引き留められます。ブランドイメージを保ちながら「ページが見つかりません」を親切に伝えることで信頼性の低下も防げます。

Q
デッドリンクとオーファンページの違いは何ですか?
A

デッドリンクはリンクをクリックして到達できないページを指します。オーファンページ(孤立ページ)は逆に、ページ自体は存在するがどこからもリンクされていない孤立したページのことです。デッドリンクはリンクが壊れている問題で、オーファンページはリンクが存在しない問題です。どちらもSEOと回遊性に悪影響を与えるため定期的な棚卸しが必要です。

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【出典】参考URL

https://www.sungrove.co.jp/dead-link/ :デッドリンクの原因・SEOへの影響・対処法の解説
https://www.switchitmaker2.com/seo/dead-link/ :デッドリンクのSEO影響とリダイレクト活用法
https://search-engine-pirates.co.jp/column/on-page/broken-link/ :リンク切れの対処方法とチェックツールの紹介

コメント

  1. デッドリンクを勉強中の方も、実務で使っている方も、それぞれの視点からの感想を歓迎しています。気づいた点があれば、気軽にコメントを残していってください。

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