- IQ71以上85未満の知的障がいの診断が出ていない人を指す言葉
- 病名ではなく、そういう人たちの通称
- SNSでは差別的な用語として使われている
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境界知能をわかりやすく
境界知能をわかりやすく説明すると
一般で平均的とされているのがIQ85〜115で、IQ70以下から知的障がいと診断されるけど、その間の障がいの診断をされてない人たちのこと
境界知能とは わかりやすい例
落とし込んだ例を交えて、わかりやすく解説すると
知能指数を測るIQが70以下だと知的障がいを診断を出されるけど、IQ71以上だと診断を出されないため、社会生活になじまないといけないが、平均的とされるIQ85より低いので、一般的な知能を持つ人より能力が劣るところがある。診断を出されてないので、一般的な能力を期待されているが失敗してしまう。具体的に課題とされる能力は、効率的に知識を得る、新しい概念を理解する学習能力。言葉や数字や一連の流れを覚えておく記憶力。長時間の維持しておくべき集中力、注意力。変化に柔軟に対応できない適応能力。人間関係の作り方、コミュニケーション能力など。
境界知能の特徴
前の項目で説明した能力に課題があるのが特徴。
- 学習能力
- 記憶力
- 注意力・集中力
- 適応能力
- コミュニケーション能力
例えば、会社でこれまでやったことのない新しい事業を始める時、その事業内容を理解するのに時間がかかったり、上司の言葉を文字通りにしか受け止められない、比喩的な表現が理解できないのが、学習能力の課題。上司に買い物を頼まれたけど、何を買うのか忘れてしまう記憶力の課題。会議を最後までじっと聞いてることができなくて、すぐに他のことが気になってしまう注意力・集中力の課題。転勤で新しい職場と生活の変化に対応できずにストレスを感じる適応能力の課題。新しい職場で、相手の気持ちを考えることができずに、人間関係を作れない、コミュニケーション能力の課題。
診断が出されたわけではないので、判断はとてもむずかしいから、一方的に決めつけてはいけません。
境界知能の割合
統計学上は人口の14%、約1700万人以上、7人に1人が境界知能という、法務省「新受刑者の罪名別 能力検査値」矯正統計調査の発表がありましたが、実態調査による裏付けがないので、この値が正確かでは定かではありません。
境界知能のSNSでの特徴
境界知能という言葉をSNS、特にX(旧:Twitter)で知った人も多いのではないでしょうか。どんな人がSNSで境界知能といわれるのか、その特徴を紹介します。
簡潔でわかりやすい表現しか理解できず、複雑な表現、抽象的な概念などは理解できない。会話の流れや相手の気持ちを読み取ることが苦手で、マナーやルールを守れず、自分の気持ちをうまく表現できない。情報を精査できずにデマや誤情報を鵜呑みにして、1つの考えに固執する。全部でなくても1つでも当てはまるとSNSで境界知能とレッテルを貼られる可能性がある。
- 難しい表現が理解できない
- 会話の流れ・相手の気持ちを読み取れない
- マナー・ルールを守れない
- 自分の気持ちをうまく伝えられない
- 情報の受け取り方に偏りがある
例えば、有名インフルエンサーの冗談を冗談と理解できなかったり、相手にしてもらえなかったら誹謗中傷したり、科学的根拠のない情報や陰謀論を信じたり、そして1度信じたら情報の内容を確認せずに拡散したり、そういうことをすると境界知能と言われる。
境界知能まとめ
- IQ71以上85未満で知的障がいの診断が出ていない人を指す言葉で、病名ではなく、そういう人たちの通称で、SNSでは差別的な用語として使われている
- 学習能力、記憶力、集中力、注意力、適応能力、コミュニケーション能力に課題があるとされる
- 複雑な表現、抽象的な概念が理解できず、会話の流れや相手の気持ちを読み取ることが苦手で、マナーやルールを守れず、自分の気持ちをうまく表現できない、デマや誤情報を鵜呑みにして、1つの考えに固執すると、SNSで境界知能とレッテルを貼られる可能性がある
境界知能について理解は深まりましたか?
まだわからない点や疑問点があれば、ぜひコメント欄で質問してください。生の声を聞かせていただければ、より良い内容を提供できるはずです。
以上、境界知能についてでした。コメント欄での活発な意見交換を心よりお待ちしています!
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