MECEとは?会議の説得力が上がるモレなしダブりなし思考法を解説

企画・プロジェクト管理
MECEとは?ざっくりと3行で
  • 物事を整理する時に、モレなく、ダブりなく分類するための基本的な考え方のことだよ。
  • パズルのピースのように、隙間(モレ)がなく、かつ重なり(ダブり)もない状態で全体を網羅する状態を指すんだ。
  • これを意識すると、考えの抜け落ちを防ぎ、相手を納得させる論理的で完璧な説明ができるようになるね。
銀色の猫キャラクター「デプロイ太郎」が、おやつの分類を通して論理的思考の枠組み「MECE(漏れなく、ダブりなく)」の概念と効果を解説する4コマ漫画。
①雑多なおやつを分類しようとするが、重複や漏れが生じて上手くいかず悩む。 ②「漏れなく・ダブりなく」分類する「MECE」という思考の枠組みを発見する。 ③MECEの原則に従い、「甘い系」「しょっぱい系」など明確な基準で分類を断行する。 ④完璧に整理された棚を前に、MECEによる全体網羅の効果を実感し満足する。

【深掘り】これだけ知ってればOK!

単なる「分類テクニック」だと思われがちだけど、実は「問題の原因を特定するための最強の地図作り」なんだよ。

MECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)は、マッキンゼーなどのコンサルティング会社で叩き込まれる鉄則です。「Mutually Exclusive(相互に排他的=ダブりがない)」と「Collectively Exhaustive(全体として網羅的=モレがない)」の頭文字を取っています。
例えば、人間を「子供」と「学生」で分けると、ダブり(学生の子供)もあればモレ(働いている大人)もあります。これを「20歳未満」と「20歳以上」で分ければ、ダブりもモレもないMECEな状態になります。ビジネスの課題解決において、見落とし(モレ)は致命的なミスに繋がるため、まずは全体像をMECEに捉えることがスタートラインになります。

初心者が現場で直面しそうなシーンとして、「完璧を目指しすぎて進まない」ことがあります。世の中の事象を完全にMECEに分けるのは難しい場合が多いです。その時は、魔法の箱である「その他」という項目を作ってください。主要な要素を挙げた上で、残りをすべて「その他」に入れれば、論理的には「モレなし(Collectively Exhaustive)」の状態を確保できます。

会話での使われ方

そのターゲット分析、20代と学生が混ざっていてMECEじゃないからやり直して。

原因をMECEに洗い出してから、優先順位をつけて対策を考えましょう。

ブレインストーミングの段階では、厳密なMECEにこだわらなくても大丈夫です。

【まとめ】3つのポイント

  • きれいなピザのカット:誰かの分が重なったり、食べられない部分が残ったりしない状態
  • 論理思考の第一歩:話が飛躍したり、大事な点を見落としたりしないためのチェックリスト
  • 説得力の向上:「他にも要因があるんじゃない?」というツッコミを未然に防ぐ防御壁

よくある質問

Q
MECEの読み方は?
A
「ミーシー」と読みます。「ミッシー」と読む人もいますが、ビジネス現場では「ミーシー」が一般的です。
Q
MECEの具体例は何ですか?
A
「男性・女性(生物学的分類)」、「過去・現在・未来(時間軸)」、「新規顧客・既存顧客(顧客分類)」などがわかりやすいMECEの例です。「質・量」や「ハード・ソフト」もよく使われます。
Q
MECEじゃない悪い例は?
A
「携帯電話ユーザーを『iPhone』と『Android』に分ける」→これはガラケーなどが抜けているので「モレ」があります。「日本人を『大人』と『会社員』に分ける」→これは会社員の大人が重複しているので「ダブり」があります。
Q
MECEを作るためのフレームワークはありますか?
A
3C分析(Customer, Competitor, Company)や4P分析(Product, Price, Place, Promotion)、SWOT分析などが、ビジネス要素をMECEに整理するための代表的な枠組みです。

コメント

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