- 取り組み中の物事とは、別の分野からアイディアを取り入れること
- まったく違うものから、似ている要素を見つけ出すこと
- 問題解決や意思決定、記憶しやすくしたり、わかりやすい説明に役立つ考え方
ここまでで7秒!もっとくわしく知りたい人は続きをどうぞ!
アナロジー思考をわかりやすく
アナロジー思考を日本語にすると
「類推」または「類比」、Aという課題に取り組んでいて、Bという別のことから似ている要素を出し、Aに適用させるということ
アナロジー思考とは わかりやすい例
落とし込んだ例を交えて、わかりやすく解説すると
あなたが営業部の管理職だとして、営業マンの成績を上げたいけど、過度なプレッシャーを与えるばかりは、したくないと考えたとする。休日にスマホでゲームをしていると、ゲームと営業の似てる点を発見。ゲームも営業も目標達成に向かって、問題や課題を解決していき、経験値が溜まってレベルが上がる。ゲームでは、その経験値やレベルが常に見えるところにあり、レベルが上った時には、派手に祝福される。このゲームの要素を自分の営業部に取り込もうと、営業成績を大々的に見える位置にして、目標達成できたら、みんなの前で祝福することに。つまり、いっけん仕事とゲームとは関係ない物事だけど、似ている要素を見つけて、仕事への課題をゲームの要素から解決策を持ってくるということ
問題や課題がある一つのことにだけ集中して、そのことばかり考えても解決策が見つからないけど、他のことをやっていているとアイディアが出てくるみたいなこと。それをフッとアイディアが降りてくる偶然に頼るのではなく、アナロジー思考というフレームワークを使えば、必要な時にアイディアを持ってこれる。
アナロジー思考の手順例
- STEP1課題を抽象化する
課題の本質を捉えるために、課題を抽象化する
例)営業の成果向上→目標達成 - STEP2類似のものを探す
抽象化した課題と類似していると思われるものを、分野や業界にとらわれず、幅広いく探す
例)目標達成 → ゲーム、スポーツ、音楽、パズル、テストなど - STEP3類似のものを具体化する
抽象化した課題と類似するものとの共通点を見つけるために、類似するもの具体的にする
例)ゲーム→ポイント制度、レベルアップシステム、達成感 - STEP4共通点を見つける
類似するものと抽象化した課題との共通点を見つける。共通点は、機能、構造、見た目、動き、音、香り、味など、何でもOK
例)ゲーム→目標設定、フィードバック、報酬 - STEP5類似のものから抽象化する
共通点をもとに、類似するものからどのような本質的な要素を得る
例)ゲームの報酬→達成に報酬を与えることで、モチベーションを高め、継続性を促す - STEP6具体的なアイデアを具体化する
ゲームの報酬→インセンティブ制度を導入する
アナロジー思考まとめ
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問題解決や意思決定、記憶しやすくなったり、わかりやすい説明に、役立つ考え方の1つで、取り組み中の物事とは、別の分野からまったく違うものから、似ている要素を見つけ出し、アイディアを取り入れること
- 別のことを考えてた時に、フッと課題解決のアイディアが降りてくるという偶然ではなく、アナロジー思考というフレームワークを使えば、必要な時にアイディアを持ってこれるようになる
- 課題の抽象化→類似のものを探す→類似のものを具体化→共通点を探す→抽象化→具体化がアナロジー思考の手順
アナロジー思考について理解は深まりましたか?
まだわからない点や疑問点があれば、ぜひコメント欄で質問してください。生の声を聞かせていただければ、より良い内容を提供できるはずです。
以上、アナロジー思考についてでした。コメント欄での活発な意見交換を心よりお待ちしています!
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