- 禁止にされると逆にやってしまいたくなる心理現象のこと
- マーケティングでも消費者の興味を引くために使われてる
- 「この商品は絶対に買ってはダメ」などカリギュラ効果を狙ってる
ここまでで7秒!もっとくわしく知りたい人は続きをどうぞ!
カリギュラ効果をわかりやすく
カリギュラ効果をわかりやすく説明すると
人間の心理として、禁止されると逆にやってしまいたくなる現象あるので、「やっていいよ」よりも禁止にした方が、人間はやりたくなる効果ということ
カリギュラ効果とは わかりやすい例
カリギュラ効果をあなたに、落とし込んだ例を交えて、わかりやすく解説すると
あなたは広告代理店のマーケティングの担当者で、クライアントの商品を売らなくてはならない。広告は何十通り、何百通りと作ってきたけど、いまいち消費者に刺さらないと感じている。あなたが作った広告は、「買ってください」、「買うべきです」と買うことを進めるばかり。当然ながら商品を買ってもらいたいから買うことを推す。ある日、カリギュラ効果のことを知り、クライアントの商品の広告に「この商品は絶対に買ってはいけません」という文言を入れてみた。その結果、これまでなかった販売数になった。これまで「買っていいよ」と言われていた商品が、「買ってはいけない」と禁止されたという心理から、カリギュラ効果が現れた。
カリギュラの由来
この効果は、1980年に公開された映画「カリギュラ」に由来する。 この映画は、ローマ皇帝カリギュラの残虐な生涯を描いた作品で、過激な描写が問題視されていた。当時、アメリカのマサチューセッツ州ボストン市では、映画の残虐なシーンや性的なシーンを理由に上映禁止措置。 しかし、この禁止措置によってかえって映画への関心が高まり、多くの人が密かに映画館に足を運んだと言われている。ここから「禁止されるとかえって見たくなる」という心理現象が「カリギュラ効果」と呼ばれるようになる。
カリギュラ効果の注意点
カリギュラ効果は、使い方を誤ると逆効果になる。
- 禁止や制限をかけすぎると、反発を招いてしまう可能性がある
- あまりにも露骨にカリギュラ効果を狙うと、消費者に不快感を与えてしまう
- カリギュラ効果は、倫理的な問題を伴う場合もある
カリギュラ効果まとめ
- カリギュラ効果を狙ってマーケティングでも「この商品は絶対に買ってはダメ」などと使われている、禁止にされると逆にやってしまいたくなる心理現象のこと
- 「カリギュラ効果」と呼ばれるようになったのは、残虐なシーンや性的なシーンを理由に上映禁止措置された結果、「禁止されるとかえって見たくなる」という心理現象により、多くの人が映画「カリギュラ」を見に行ったことに由来する
- 禁止や制限をかけすぎると反発を招き、露骨にカリギュラ効果を狙うと消費者に不快感を与え、倫理的な問題を伴う場合もあるので、カリギュラ効果は、使い方を誤ると逆効果になる
カリギュラ効果について理解は深まりましたか?
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以上、カリギュラ効果についてでした。コメント欄での活発な意見交換を心よりお待ちしています!
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