- インターネット上だけ強気でいるひとのこと
- ネットでは強気だけど、現実世界では臆病になる
- 身内には強気で、外では内気になる「内弁慶」をもじったネットスラング
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ネット弁慶をわかりやすく
ネット弁慶をわかりやすく説明すると
現実世界ではできないような発言・態度を、インターネットの匿名性を利用して、掲示板やSNSで自分を大きく見せようとする人のことで、身内に強く当たるのに、外では内気になる内弁慶をもじったネットスラング
ネット弁慶とは わかりやすい例
落とし込んだ例を交えて、わかりやすく解説すると
家族や地元の友達、社内の自分の所属する課など、自分の身内には強く当たるのに、外部の人間には内気で弱気になる人を指す「内弁慶」という言葉を、「身内」→「ネット」、「外部」→「現実世界」に置き換えたネットスラングが、「ネット弁慶」ということ。インターネットでは匿名性があるため、ネットと現実世界が結びつかないことを利用して、ネットでだけ強気になる強気と内気の2面性がある人を指す。
ネットでは匿名性を利用し、現実世界の自分を知られる可能性が低いので、掲示板やSNSで強気になってしまう人は、以下のような発言をする。
- 「オレならあんな簡単な仕事、一晩でこなせるよ。本当はプログラマなんてオレが教えた方がいい。」
- 「政治家はみんなバカだ。オレが総理大臣になったら、この国をまっとうな姿に立て直してやる。」
- 「そんな映画を名作だなんて言うやつがいるのか?監督が馬鹿なのか、それとも観客がバカなのか。」
- 「格闘技なんて、オレの力を手加減しなきゃ危険すぎる。だからオレはやらないでいる。」
- 「フェイクニュースを垂れ流すマスコミが憎い。オレが真実を伝えるメディアを立ち上げたらすべてが正される。」
- 「今の日本を救うのはオレしかいない。オレの思想を理解できる人間はほとんどいない。」
- 「就職に失敗した奴らはみんな努力が足りないだけ。オレならあんなことネタにもならない。」
- 「アホな意見ばかりする奴らがうるさい。オレが学者になったら世の中変えてやる。」
- 「この掲示板のモデレーターは能力がない。オレが管理者になったらもっと秩序立ったルールにできる。」
- 「インターネットが無ければ、オレの能力を発揮できない。オレは限られた場所でしか通用しない。」
ネット弁慶は、ネットの強気と現実世界の、内気の2面性があって、初めて成り立つ。強気の発言がネットだけでなければ、ネット弁慶とはならないが、例のような発言をしていると「ネット弁慶」の烙印を押される。
ネット弁慶とエアプの違い
ネット弁慶に近い言葉でエアプがある。ただしネット弁慶とエアプは別の意味なので注意が必要。
匿名性を利用した過剰な自己主張、現実世界では臆病で実力不足、インターネット上での大げさな発言をするのが、「ネット弁慶」。実体験がなく、想像や憶測に過ぎない、何かを経験していないのに経験あるふりをするのが、「エアプ」。エアプはインターネットだけでなく、現実世界でもエアプになる。
ネット弁慶まとめ
- 身内に強く当たるのに、外では内気になる内弁慶を「身内」→「ネット」、「外部」→「現実世界」に置き換え、もじったネットスラングで、インターネット上だけ強気でいるひとのこと
- 強気の態度・発言がネットだけでなければ、ネット弁慶とはならず、ネット弁慶は、インターネットネット上の強気と現実世界の内気の2面性があって、初めて成り立つけど、自分を大きく見せる発言をしていると「ネット弁慶」の烙印を押される
- 自分を大きく見せる行為として、ネット弁慶に近い言葉に、エアプがあるけど、エアプは経験していないのに、経験あるふりをする行為を指し、エアプはインターネットだけでなく、現実世界でもエアプになるけど、ネット弁慶はネット上の行動のみを指す
ネット弁慶について理解は深まりましたか?
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以上、ネット弁慶についてでした。コメント欄での活発な意見交換を心よりお待ちしています!
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