正規表現を知ってると処理速度が格段に上がります。
ぜひこの記事の正規表現ガイドを活用してください。
正規表現のはじめ方
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Visual Studio Codeを開く。
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commnd ⌘ + Fで、検索窓が開く。
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検索窓の
.*
を押せば正規表現を使える。
正規表現一覧
正規表現 | 検索範囲 |
---|---|
. | 任意の1文字にマッチ。 |
^ | 行の先頭にマッチ。 |
$ | 行の末尾にマッチ。 |
* | 直前の文字またはグループが0回以上繰り返される箇所にマッチ。 |
+ | 直前の文字またはグループが1回以上繰り返される箇所にマッチ。 |
? | 直前の文字またはグループが0回または1回現れる箇所にマッチ。 |
{n} | 直前の文字またはグループがn回繰り返される箇所にマッチ。 |
{n,} | 直前の文字またはグループがn回以上繰り返される箇所にマッチ。 |
{n,m} | 直前の文字またはグループがn回からm回繰り返される箇所にマッチ。 |
[] | 文字のセットまたは範囲を指定。 例: [a-z] は小文字のアルファベット全てにマッチ。 |
[^] | セット内の文字以外の1文字にマッチします。 例: [^0-9] は数字以外の1文字にマッチ。 |
| | OR演算子。例: a|b は “a” または “b” にマッチ。 |
( ) | グループ化。グループ内の文字列にマッチ。 |
\ | エスケープ文字。特殊文字をリテラルとして扱いたい場合に使用する。 |
\d | 任意の数字にマッチ。[0-9] と同等。 |
\D | 数字以外の任意の文字にマッチします。 |
\w | 単語文字(アルファベット、数字、アンダースコア)にマッチ。 |
\W | 単語文字以外の任意の文字にマッチ。 |
\s | 空白文字 (スペース、タブ、改行など) にマッチ。 |
\S | 空白文字以外の任意の文字にマッチ。 |
\b | 単語の境界にマッチ。 |
\B | 単語の境界以外の箇所にマッチ。 |
正規表現の検索例
浅草寺 風雷神門(SENSOUJI) 所在地: 日本、〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目3−1
所在施設: 浅草寺 開業: 1960年5月1日 営業時間: 24 時間営業
上記の例文を正規表現を使用して検索する。
所在地の検索
所在地: (.+)
郵便番号の検索
〒(\d{3}-\d{4})
所在施設の検索
所在施設: (.+)
開業日の検索
開業: (\d{4}年\d{1,2}月\d{1,2}日)
営業時間の検索
営業時間:\s*(.+)
正規表現でできること
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検索
複雑なパターンや形式を持つテキストを検索することができる。例えば、メールアドレスや電話番号などの特定のフォーマットを持つテキストを探す場合などに役立つ。 -
置換
一致したテキストの部分を他のテキストで置き換えることができる。これにより、大量のデータのフォーマットを一度に変更することなどが可能になる。 -
データの検証
入力されたデータが特定のフォーマットや基準に従っているかをチェックするために使用できる。例えば、ウェブフォームでのメールアドレスやパスワードの形式を確認する際に利用される。 -
テキストの分割
特定のパターンや区切り文字に基づいてテキストを分割することができる。 -
テキストの抽出
一致する部分を抽出して、データ解析やデータベースの入力などに使用することができる。 -
プログラミング
多くのプログラミング言語やツールでは正規表現がサポートされており、テキストの操作やデータ処理に正規表現を活用することができる。 -
効率化
テキストエディタやIDEでのコーディング、データ解析、ログの解析など、多岐にわたるタスクで正規表現を使用することで作業の効率化が図れる。 -
柔軟性
正規表現は非常に柔軟であり、多様なパターンやテキスト形式に対応することができる。
これで、Visual Studio Codeの正規表現の基礎は大丈夫です。
この知識を使って、テキストの探索や編集がもっと楽になること間違いなし!
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