アクセス制御リストとは?IT業界初心者でも理解できる解説

ざっくりとアクセス制御リスト

  • ネットワーク資源へのアクセスを管理
  • ユーザーの権限を決定するリスト
  • データ保護の一部として機能する

アクセス制御リストとは

アクセス制御リスト(Access Control List、略してACL)は、ネットワーク上の特定のリソースへのアクセスを制御するためのリストです。これは、各ユーザーやグループがそのリソースに対してどのような権限(読み取り、書き込み、実行など)を持っているかを指定します。これにより、データの保護と情報のセキュリティを実現します。

アクセス制御リストを使用する職種

主にIT管理者やネットワークエンジニアが使用します。ネットワークリソースのセキュリティを確保するため、または特定のユーザーやグループがどのリソースにアクセスできるかを管理するために使用されます。

アクセス制御リストの類似語

  • アクセス制御
    「アクセスを制御する」ことを表す一般的な用語で、アクセス制御リストはこの概念を実際に操作可能なリストとして表現したものです。
  • パーミッション
    「パーミッション」は権限や許可を意味し、アクセス制御リストは特定のリソースへのアクセス許可(パーミッション)を管理します。
  • セキュリティポリシー
    組織が情報セキュリティを確保するためのルールや方針を定めたもの。アクセス制御リストはこのセキュリティポリシーを具体的に実現する手段の一つと言えます。

アクセス制御リストの反対語

反対語としては、「フリーアクセス」が考えられます。アクセス制御リストがアクセスを制御し、一部のユーザーのみに許可を与えるのに対し、フリーアクセスは制限なく全てのユーザーがアクセス可能な状態を指します。

アクセス制御リストを使った会話の例文

  1. 新たなユーザーが追加されたとき
    Q.「新しいユーザーを追加しました。どのリソースへのアクセスを許可すべきでしょうか?」
    A.「そのユーザーの役割に基づき、適切なリソースへのアクセスをアクセス制御リストで設定しましょう。」

  2. セキュリティが侵害された場合
    Q.「不審なアクセスが確認されました。どのように対応すればよいですか?」
    A.「すぐにアクセス制御リストを確認し、適切なセキュリティ設定が行われているかを確認しましょう。」

  3. リソースへのアクセス権を変更する必要がある場合
    Q.「特定のユーザーのリソースへのアクセス権を変更したいのですが、どうすればよいですか?」
    A.「アクセス制御リストを更新し、該当のユーザーに対する新たなアクセス権を設定しましょう。」

会話で使用する場合の注意点

アクセス制御リストを会話で使用する際は、誤解を防ぐためにも専門用語の使用は避け、必要なアクセス権限と制限について明確に説明するようにしましょう。また、情報セキュリティに直結する重要な概念なので、正確さと具体性が求められます。

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