メンションとは?SNSで特定のユーザーや企業にタグ付けして通知を送る機能

マーケティング・戦略
メンションとは?ざっくりと3行で
  • SNSやチャットツールで「@ユーザー名」を入力することで特定のアカウントに通知を送り、投稿や会話の中でそのアカウントを指名する機能のこと
  • Twitter(X)・Instagram・Facebook・LinkedIn・Slack・Teamsなど多くのプラットフォームで利用できメンションされた相手は通知を受け取り会話に参加しやすくなる
  • ブランドへのメンションを監視する「ソーシャルリスニング」はマーケティングやカスタマーサポートの重要な手法で、顧客からの苦情・評判・競合との比較など生の声をリアルタイムで把握できる

【深掘り】これだけ知ってればOK!

メンションの主な使い方を整理しよう。個人向けメンション:会話・コラボレーション・タグ付けで特定のユーザーに通知する(SNSで友人をタグ付けして「これ見て」と伝える)。ブランド・企業へのメンション:商品の感想・クレーム・質問を企業に直接届ける(「@企業名 この商品が壊れました」)。Slackなどのチャットツール:@here(チャンネル全員)・@channel(チャンネル全員)・@特定ユーザー名で確認を依頼する。メディア・インフルエンサーへのメンション:PR・コラボレーション・情報共有の際にタグ付けする。

ブランドメンションのモニタリング(ソーシャルリスニング)を理解しよう。企業名・商品名・ブランド名がSNS上でメンション(言及)されたときにリアルタイムで通知を受けて対応するツールとしてMention・Brandwatch・Sprout Social・Google Alertsなどがある。ポジティブなメンションにはいいね・リプライで感謝を示し、ネガティブなメンションには迅速な対応をすることでブランドへの信頼を維持できる。

Slackのメンション機能の使い分けを理解しよう。@特定ユーザー名:その人だけに通知が届く。確認・依頼・情報共有に使う。@here:チャンネルに現在オンラインのメンバーに通知が届く。緊急でない全体周知に使う。@channel:チャンネルの全メンバーに通知が届く(オフラインのメンバーにも)。緊急時・重要告知に使う。@everyone:ワークスペース全員に通知。原則使用しない(管理者権限が必要な場合が多い)。

アーンドメンション(Earned Mention)というマーケティング概念を理解しよう。広告費を払わずに消費者・メディア・インフルエンサーが自発的に企業・商品名をSNSでメンションすることを「アーンドメンション」と呼ぶ。アーンドメンションの増加はブランドの認知拡大・信頼性向上につながるため、「メンションしたくなる体験・コンテンツ・キャンペーン」の設計がSNSマーケティングの重要な目標になる。

UGC(User Generated Content:ユーザー生成コンテンツ)とメンションの関係を理解しよう。消費者が商品・サービスを使った体験をSNSに投稿してブランドをメンションするコンテンツは、企業が作る広告よりも信頼性が高いとされている。ハッシュタグキャンペーン(「#ブランド名で投稿してね」)と組み合わせることでUGCとメンションを同時に促進できる。

よくある誤解

メンションは個人のSNSだけで使うものだと思っている

メンションはSNSのカスタマーサポート・ブランドモニタリング・インフルエンサーとのコラボレーション・Slackなどの業務チャットでの確認依頼など、ビジネスの様々な場面で重要な機能だ。

Slackで@channelと@hereは同じだと思っている

@hereはチャンネルに現在オンラインのメンバーだけに通知が届く。@channelはオフラインのメンバーにも全員に通知が届くため深夜や早朝に使うと相手の睡眠を妨げる可能性がある。緊急度に応じて使い分けることが重要だ。

会話での使われ方

ITKAGYO運営者デプロイ太郎のアイコン画像

このツイート、@ブランド名でメンションして商品に感動したって書いてくれています。すぐにリプライして感謝を伝えましょう。

SNS担当者がブランドへのポジティブなメンションに気づいてすぐに対応するよう指示している場面。

ITKAGYO運営者デプロイ太郎のアイコン画像

Slackで緊急のバグ報告があります。@channelで全員に通知して対応を確認してください。@hereだとオフラインのメンバーに届きません。

開発チームのリーダーが緊急バグ対応でSlackのメンション機能を適切に使うよう指示している場面。

ITKAGYO運営者デプロイ太郎のアイコン画像

商品のハッシュタグキャンペーンで@ブランド名のメンション数が1週間で1,000件を超えました。アーンドメンションの獲得に成功しています。

マーケティング担当者がUGCキャンペーンの成果としてブランドメンション数の増加を報告している場面。

【まとめ】3つのポイント

  • SNSで@ユーザー名を使って特定のアカウントに通知を送る機能:個人間のコミュニケーションからブランドへの問い合わせ・Slackでの業務依頼まで多様な場面で使われるメンションはデジタルコミュニケーションの基本機能だ
  • ブランドメンションのモニタリング(ソーシャルリスニング)がマーケティングに重要:自社ブランドへのメンションをリアルタイムで把握してポジティブなメンションへの感謝・ネガティブなメンションへの迅速な対応がSNS時代のカスタマーサポートとブランド管理の基本だ
  • Slackの@here・@channel・@特定ユーザーを緊急度に応じて使い分ける:@hereはオンラインメンバーのみ・@channelは全メンバー(オフラインを含む)という違いを理解して緊急度に応じた適切なメンション使い分けがチームの生産性と相手への配慮の両立につながる

よくある質問

Q
ブランドメンションを監視するツールにはどんなものがありますか?
A

Mention・Brandwatch・Sprout Social・Hootsuite・Google Alertsなどが代表的です。無料でも使えるGoogle Alertsは企業名・商品名のWeb上での言及を監視するのに使えます。

Q
Slackの@channelと@hereはどう使い分けますか?
A

@hereはチャンネルの現在オンラインのメンバーにのみ通知が届きます。@channelはオフラインのメンバーにも全員通知が届くため深夜・休日の使用は避けることが推奨されます。

Q
UGCとは何ですか?
A

User Generated Content(ユーザー生成コンテンツ)の略で、消費者が自発的に作成したSNS投稿・レビュー・写真・動画などを指します。企業が作る広告より信頼性が高いとされUGC獲得戦略がSNSマーケティングで重要視されています。

Q
メンションと引用リツイートはどう違いますか?
A

メンションは@ユーザー名で特定のアカウントに言及することです。引用リツイートは他のユーザーのツイートをそのまま引用して自分のコメントを添えて投稿することです。どちらも相手に通知が届きます。

【出典】参考URL

https://www.mention.com/ :Mentionのソーシャルリスニングツール公式サイト
https://slack.com/intl/ja-jp/help/articles/205240977 :Slackのメンション機能の公式ドキュメント
https://e-words.jp/w/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3.html :IT用語辞典「メンション」

コメント

「IT用語、難しすぎて心が折れそう……」という方のための、ハードル低めな用語辞典です。

情報レベルは「基礎中の基礎」。会話を止めないためのエッセンスだけを抽出しています。分かりやすさを追求するあまり、時々例え話が暴走しているかもしれませんが、そこは「ほどよく」聞き流していただけると幸いです。
ほどよくIT用語辞典マーケティング・戦略
デプロイ太郎のSNSを見てみる!!
タイトルとURLをコピーしました