DMLとは?データ操作が簡単な理由

ざっくりと

  • データ操作の専用言語
  • データの新規登録や変更を行う
  • SQLでよく使われる

DMLとは、データ操作の専用言語です。

概要説明

DMLとはデータ操作言語である。なぜなら、データベース内のデータを操作するための手段で、新規登録、挿入、削除、変更などを行うからだ。

例えばSQLでは、SELECT(検索)、INSERT(挿入する)、UPDATE(更新する)、DELETE(削除)といったDMLコマンドがよく使われる。そしてリレーショナルデータベースのような広範囲のデータベースシステムで使われることが多い。

つまり、DMLはデータ操作を容易にし、効率的なデータ管理を可能にする言語である。だからデータベース管理には欠かせない。

職業職種

  1. データベース管理者
    データベース管理者は、DMLを頻繁に使う。なぜなら、データベース内のデータの新規登録、挿入、削除、変更などの操作を行うからだ。例えば、ユーザー情報の更新や削除など。
  2. プログラマー
    プログラマーもDMLを使う。なぜなら、アプリケーションからデータベースにアクセスしてデータを操作する必要があるからだ。例えば、ユーザーがアプリでデータを入力したら、それをデータベースに登録するなど。
  3. システムエンジニア
    システムエンジニアもDMLを使う。なぜなら、システムの設計や開発の過程でデータベースのデータ操作が必要になるからだ。例えば、システムの動作テストでデータを挿入したり削除したりする。

DMLの名前の由来は英語の”Data Manipulation Language”から来ていて、そのまま「データ操作言語」という意味です。

類似語

  • DDL(Data Definition Language)
    DDLは、データベースの構造を定義する言語だ。なぜなら、DDLはテーブルの作成や変更、削除を行うコマンドを含むからだ。例えば、CREATE、ALTER、DROPなど。
  • DCL(Data Control Language)
    DCLは、データベースの操作権限を制御する言語だ。なぜなら、DCLはデータベースへのアクセスを制限する役割があるからだ。例えば、GRANT(権限を与える)、REVOKE(権限を取り消す)など。
  • TCL(Transaction Control Language)
    TCLは、データベースのトランザクションを管理する言語だ。なぜなら、TCLはデータの一貫性を保つために使用されるからだ。例えば、COMMIT(トランザクションを確定する)、ROLLBACK(トランザクションを取り消す)など。

反対語

  • ユーザーインターフェースUI
    UIもDMLの反対語と言える。なぜなら、UIはデータを直接操作するのではなく、ユーザーがデータに触れる手段や方法を提供するからだ。例えばボタンのクリックや入力欄への文字入力など。
  • アプリケーションプログラム(AP)
    APは、DMLの反対語と見ることができる。なぜなら、APはデータそのものを操作するのではなく、データを利用して特定の処理を行うためのプログラムだからだ。例えば計算処理やデータ分析など。

会話例

  1. プロジェクトミーティング
    Q.「新たなデータをデータベースに追加する必要があるんだけど、何を使えばいい?」
    A.「それならDMLのINSERTコマンドを使うと良いよ。データベースに新しいデータを追加するために特化しているからね。」
  2. システムエラーのトラブルシューティング
    Q.「なんかデータがおかしいんだけど、どう調べればいい?」
    A.「まずはDMLのSELECTコマンドでデータを調べてみよう。それでデータの状態を確認できるよ。」
  3. 新システムの設計ミーティング
    Q.「データを間違えて入力しちゃった。どうすれば直せる?」
    A.「その場合はDMLのUPDATEコマンドを使うと修正できるよ。ただし、何をどう変更するかをしっかりと指定しないと、予想外のデータが変わってしまう可能性もあるから注意が必要だよ。」

注意点

DMLを使用する時の注意点はデータの一貫性である。なぜならばDMLはデータの追加、更新、削除などを行うからだ。

例えば更新命令を出すときは、どのデータをどのように更新するのかを正確に指定しないと、意図しないデータが更新される可能性がある。

そして、間違えてデータを削除してしまったときの復元は難しい。だから、DMLの命令を出す前には、何をするのかをしっかりと確認してから行おう。

DMLとDDLの違いは、間違えやすいので注意しましょう。

DMLはデータそのものの操作、つまりデータの挿入、更新、削除などを行います。

一方、DDLはデータの構造を定義すること、例えばテーブルの作成やカラムの追加などを行います。

記事を書いてる人

ガラケー時代からWEB開発やってる自宅SE です。

「○○を知りたい!!」「○○が分からない!!」などありましたら、Twitterでもブログでもコメントいただければ、ご期待に添えるように頑張ります!

ネット事件簿チャンネルを運営しているので、YouTubeもぜひ覗いてみてください!!

雨おやじのSNSを覗く!!
IT用語辞典
雨おやじのSNSを覗く!!
ITkagyo

コメント