ざっくりとEIP
- インターネットプロトコルアドレス
- ネットワーク通信の中心
- 公開とプライベート両方可能
EIP = Elastic IP Address
EIPとは
EIPとはインターネットのアドレスである。 なぜならば全てのデバイスがネットワーク上で識別されるためには、一意のアドレスが必要だからである。
例えば、自宅のパソコンからインターネットに接続する時、EIPが使用される。 そして、このEIPを通じて、データ送受信が可能になる。
つまり、EIPはインターネット通信の中心を担っている。 だから、EIPの理解はネットワーク通信の理解に必須である。
使用する職種
ネットワークエンジニア
EIPは、ネットワークの構築と管理に重要。なぜなら、それによってデバイスがネットワーク上で識別できるから。例えば、サーバーの設定やトラブルシューティング。
システム管理者
EIPは、システムの運用と管理に必須。なぜなら、EIPを通じてシステムとユーザーが通信を行うから。例えば、ユーザーのネットワーク接続の管理。
ソフトウェア開発者
EIPは、ネットワーク通信に関するプログラムの開発に不可欠。なぜなら、プログラム内でデバイスの識別や通信の管理に使われるから。例えば、ソケットプログラミング。
EIPは他にも
Enterprise Information Portal = 企業内情報ポータル
という略語もあります。
有名な企業や製品、サービス
Amazon Web Services
Amazon Web Servicesは、クラウドサービスであり、EIPを提供。なぜなら、AWSの中で仮想的なネットワークを作るため。例えば、EC2インスタンスのネットワーク接続。
Google Cloud Platform
Google Cloud Platformは、クラウドサービスであり、EIPに似たサービスを提供。なぜなら、GCPの中で仮想的なネットワークを作るため。例えば、Compute Engineのネットワーク接続。
Microsoft Azure
Microsoft Azureは、クラウドサービスであり、EIPに似たサービスを提供。なぜなら、Azureの中で仮想的なネットワークを作るため。例えば、Virtual Machinesのネットワーク接続。
大まかな手順
アカウント作成
AWSコンソールにログインする。なぜなら、AWSがEIPを提供しているから。例えば、AWSアカウントを作成してログイン。
ダッシュボード確認
EC2ダッシュボードを開く。なぜなら、EC2がEIPを使用するサービスだから。例えば、左のメニューから「EC2」を選択。
メニュー選択
‘Elastic IPs’をクリックする。なぜなら、そこから新しいEIPを作成できるから。例えば、左のメニューから「Elastic IPs」を選択。
EIP作成
‘Allocate new address’をクリックし、新しいEIPを作成する。なぜなら、それが新しいEIPを取得する手段だから。例えば、「Allocate new address」をクリックしてEIPを取得。
EC2インスタンスに関連付け
作成したEIPをEC2インスタンスに関連付ける。なぜなら、それによりEC2インスタンスがインターネット上で一意に識別されるから。例えば、’Actions’ > ‘Associate IP address’を選択し、対象のEC2インスタンスを選択。
類似語
Static IP
Static IPは、EIPの類似語である。なぜなら、両者とも一定のIPアドレスを保持するものであるから。例えば、自宅のインターネット接続でStatic IPを持つ場合、そのIPアドレスは常に一定である。
固定IP
固定IPは、EIPの類似語である。なぜなら、それらは同じく変動せずに一定のIPアドレスを保持する概念を指すから。例えば、企業のオフィスで使用されるインターネット接続においては、固定IPがしばしば使用される。
Public IP
Public IPは、EIPの類似語である。なぜなら、これらはともにインターネット上で公開され、外部からアクセス可能なIPアドレスを指すから。例えば、Webサーバーは一般的にPublic IPを持っている。
反対語
Dynamic IP
Dynamic IPは、EIPの反対語である。なぜなら、Dynamic IPは接続ごとに変わりうるIPアドレスを指すから。例えば、一部のホームネットワークやモバイルネットワークではDynamic IPが使われる。
Private IP
Private IPは、EIPの反対語である。なぜなら、Private IPはインターネットから直接アクセスできないIPアドレスを指すから。例えば、内部ネットワークで用いられるIPアドレスはPrivate IPである。
Non-persistent IP
Non-persistent IPは、EIPの反対語である。なぜなら、それは定期的に変わる可能性のあるIPアドレスを指すから。例えば、DHCPによって配布されるIPアドレスは、一定期間後に更新(変更)される可能性がある。
会話の例文
チームミーティングでのインフラ設計の話し合い
Q.「新しいEC2インスタンスにはEIPを割り当てるべきですか?」
A.「はい、それによりインスタンスが一意に識別でき、外部からの接続が可能になります。」
インフラエンジニアへの質問
Q.「EIPと普通のPublic IPの違いは何ですか?」
A.「EIPは固定的に保持でき、EC2インスタンスが停止したり再起動したりしても変わらない点が特徴です。」
クライアントからの問い合わせ
Q.「サービスへの接続が不安定ですが、EIPを使うと改善しますか?」
A.「EIPを使用することで、一定のIPアドレスを保持できるので、接続の安定性が向上する可能性があります。」
使用時の注意点
EIPを使用する時の注意点はコストである。 なぜならば、EIPは使用されていない時間に対しても課金が発生するからだ。
例えば、EC2インスタンスが停止している間でも、そのインスタンスに関連付けられているEIPには料金が発生する。
そして、不要なEIPはすぐにリリースすることが推奨される。 だからEIPの管理はコスト管理とも密接に関連している。
AWSを使用する場合は、本当に料金を注意する必要があります。
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