- 人に何かしてもらうと、「お返しをしなければ」という気持ちになる心理のこと
- 義理や人情と呼ばれる感情に近いもの
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返報性の法則をわかりやすく
返報性の法則をわかりやすく説明すると
人間の基本的な心理で、人に何かいいことをしてもらうと、何もしないのは悪い、「何かお返しをしないといけない」という気持ちになる心理ということ
返報性の法則とは わかりやすい例
返報性の法則をあなたに、落とし込んだ例を交えて、わかりやすく解説すると
ドラマ半沢直樹で有名なセリフ「やられたらやり返す、倍返しだ」の逆。「いいことしてらもったから、いいことでお返しをしたい」という気持ちに人間は基本的になる。マーケティングにも活用されていて、1番身近な例でいうと、スーパーの試食。スーパーの食品売場で、ウインナーやヨーグルトなどの試食を勧めてくる店員がいる。あれは試食で「食べてみれば美味しいから買ってくれる」のを狙ってるのではなく、「試食させてもらったから、1個くらい買おうかな」という返報性の法則を狙っている。つまり、人に何かいいことをしてもらうと、何もしないのは悪い、「何かお返しをしないといけない」という気持ちになる心理をマーケティングにも入れ込んでいるということ
無料サンプルやクーポン、割引などは、消費者に広くリーチするだけでなく、無料や割引で使用した顧客に「何かしてもらった」という気持ちを持たせて、「何かお返しをしなければいけない」という心理を期待してもいる。
返報性の法則の種類
返報性の法則には、大きく分けて3種類のタイプがある。
好意の返報性
好意の返報性とは、相手から好意を受け取ったときに、自分も相手に対して好意を抱くようになるという心理。例えば、店員から親切な接客を受けると、その店に対して好印象を持ち、また利用したくなるというもの。
譲歩の返報性
譲歩の返報性とは、相手が自分の要求を譲ってくれたときに、自分も相手の要求を譲ってあげようという気持ちになるという心理。例えば、値引き交渉で相手が少し値段を下げてくれたら、自分も少し購入量を増やそうという気持ちになるというもの。
自己開示の返報性
自己開示の返報性とは、相手が自分に対して個人的な情報を話してくれたときに、自分も相手に対して個人的な情報を話したくなるという心理。例えば、相手が自分の趣味について話してくれたら、自分も自分の趣味について話したくなるというもの。
3つの種類ある返報性の法則だけど、基本的には、何かしてもらったら、それに対して「お返ししたい」という気持ちになる心理ということ。
返報性の法則まとめ
- 人に何かいいことをしてもらうと、何もしないのは悪い、「何かお返しをしないといけない」という気持ちになる人間の持ち基本的な心理
- 返報性の法則は、マーケティングやビジネスでも使用されていて、スーパーの試食、無料サンプル、クーポン、割引など、無料や割引で使用した顧客に「何かしてもらった」という気持ちを持たせて、「何かお返しをしなければいけない」という心理を期待している
- 返報性の法則は、好意の返報性・譲歩の返報性・自己開示の返報性と大きく分けて、3種類のタイプがある
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