仮想メモリとは?3行で理解できる要約と4コマ漫画解説

システム開発・テクノロジー
仮想メモリとは?ざっくりと3行で
  • パソコンの物理メモリ(作業領域)が足りなくなった時、ハードディスクの一部を借りてメモリの代わりとして使う仕組みのことだよ
  • たくさんのアプリを開いてメモリ不足になりそうな時でも、パソコンがフリーズするのを防ぐ役割があるんだ
  • これを活用することで、物理メモリの容量以上の大きなデータや重いソフトを動かせるようになるよ
デプロイ太郎が「仮想メモリ」の仕組みを解説する4コマ漫画。物理メモリを「机」、仮想メモリを「段ボール箱」に例え、使わないデータを一時的に箱へ移すことで、机(メモリ)の作業スペースを確保する様子を描いている。
① 物理メモリ(机)がアプリやゲームの作業データで溢れ返り、これ以上作業ができない状態。 ② 容量不足を補うため、補助記憶装置(HDD/SSD)を「仮想メモリ」という名の保管箱として用意する。 ③ 直近で使用しないデータを、一時的に物理メモリから仮想メモリの箱へ退避させる(スワップ)。 ④ データの出し入れで速度はわずかに落ちるが、作業領域が確保され、フリーズせずに動作が安定する。

【深掘り】これだけ知ってればOK!

メモリを増やせる魔法だと思われがちだけど、使いすぎるとパソコンの動作が極端に遅くなるという側面があるんだよ。

この仕組みを理解するために、オフィスでの事務作業を想像してみましょう。パソコンの「物理メモリ」は「作業机の広さ」、「ハードディスク(ストレージ)」は「本棚」に例えられます。

机の上に書類がいっぱいで新しい作業ができない時、一時的に使わない書類を本棚へ移動させれば、机に空きスペースができますよね。これが仮想メモリの働きです。おかげで作業自体は止まりませんが、いちいち本棚まで書類を取りに行く時間が必要になるため、処理のスピードはどうしても落ちてしまいます。つまり、仮想メモリは「速度を犠牲にして、作業を継続させるための緊急避難場所」と言えるでしょう。

パソコンの動作が重いと相談された時は、まずタスクマネージャーのパフォーマンスタブを確認し、物理メモリが一杯で仮想メモリ(スワップ)が頻繁に発生していないかをチェックするのが定石です

会話での使われ方

ブラウザのタブを開きすぎて、仮想メモリまで食いつぶしてるから動作が重いですね

サーバーの構築時に、スワップ領域(仮想メモリ)のサイズを物理メモリの2倍に設定しておきました

動きがカクつくようなら、仮想メモリの設定を見直すより物理メモリの増設を検討してみてね

【まとめ】3つのポイント

  • 作業机に入りきらない書類を一時保管する「袖机」:メインの机(物理メモリ)を広く使うための補助スペースとして機能する
  • 強制終了を防ぐ「安全装置」:メモリ不足によるアプリの突然のクラッシュやPCのフリーズを回避できる
  • コストを抑えて処理能力を拡張:高価な物理メモリを買い足さなくても、今あるストレージを活用してより多くの作業を同時に行える

よくある質問(FAQ)

Q
仮想メモリはいつ使うのがベストですか?
A
基本的にOSが自動で管理しているため、ユーザーが意識して使うものではありません。ただし、「メモリ不足です」というエラーが出た時や、特定の重いアプリケーションが起動しない場合に、手動で設定サイズを増やすことが有効です。
Q
仮想メモリを失敗させないコツはありますか?
A
仮想メモリの保存場所を、低速なHDD(ハードディスク)ではなく高速なSSD上に設定することです。データの出し入れが速くなり、PCの動作低下を最小限に抑えられます。
Q
仮想メモリの具体例は何ですか?
A
Windowsでは「ページングファイル(pagefile.sys)」、LinuxやMacでは「スワップ(Swap)」と呼ばれる領域がこれに該当します。これらはシステムドライブ内に隠しファイルや専用パーティションとして存在しています。
Q
仮想メモリと物理メモリとの違いは何ですか?
A
「速度」と「場所」が決定的に違います。物理メモリは基板上のチップで超高速ですが容量が少ないのに対し、仮想メモリはストレージ上のデータで、容量は大きく取れますが速度は非常に遅いです。

コメント

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