アンカー効果とは?3行で理解できる要約と4コマ漫画解説

マーケティング・戦略
アンカー効果とは?ざっくりと3行で
  • 最初に提示された数字や条件が基準(アンカー)となり、その後の判断が大きく影響されてしまう心理現象のことだよ!
  • 船が錨(いかり)を下ろすとそこから動けなくなるように、一度「高い値段」を見ると、その後の「普通の値段」が安く感じる錯覚なんだ。
  • これを営業や交渉で使うと、相手の金銭感覚をコントロールして、こちらの有利な条件で契約を結びやすくなるよ。
デプロイ太郎がサーバーの価格表示を通して、最初に提示された情報がその後の判断基準となる心理現象「アンカー効果」を学ぶ4コマ漫画。
① 100万円のサーバーを見て高いと感じるデプロイ太郎。最初の情報が提示される。 ② 50万円の割引価格を見て、最初の価格と比較し「安い」と錯覚してしまう。 ③ 最初の価格が基準(アンカー)となり判断が縛られている「アンカー効果」に気づく。 ④ 提示された情報に惑わされず、冷静に適正な価値を見極めることの重要性を学ぶ。

【深掘り】これだけ知ってればOK!

単なる比較だと思われがちだけど、情報の順番だけで価値の感じ方を歪めてしまう強力な「認知バイアス(脳のクセ)」という側面があるんだよ。

人間は、絶対的な価値(そのモノ自体の価値)を判断するのが苦手です。その代わりに、目の前にある情報を手がかりにして相対的に判断しようとします。

例えば、家電量販店で「通常価格10万円」という値札(アンカー)を見た直後に、「セール価格7万円」を見ると、すごくお得に感じてしまいます。もし最初から「7万円」とだけ書かれていたら、「高いな」と感じて買わなかったかもしれません。このように、最初に打ち込む杭(アンカー)の位置次第で、相手の「高い・安い」の基準を操作できるのです。

システム開発の見積もりを出す際、最初に「500万円かかります」と高めに吹っ掛けておくと、後で「頑張って400万円にします」と言った時に、実際には相場通りでも「なんて親切なんだ!」と感謝されて受注が決まるのが、典型的なアンカー効果の活用法です。

会話での使われ方

この二重価格表示、アンカー効果を狙いすぎて景品表示法違反にならないか確認して。

給与交渉では、最初に希望額を高く言ってアンカーを打つのが鉄則だよ。

定価が高すぎるけど、あれは割引後の価格を魅力的に見せるためのアンカーだね。

【まとめ】3つのポイント

  • 船の錨(いかり):一度下ろされると、船(思考)はその場所から大きく離れることができなくなる
  • 第一印象の呪縛:最初に見た数字が脳に焼き付き、その後のすべての評価基準になってしまう
  • 交渉の主導権:先に条件を提示した方が基準を作れるため、「先手必勝」で有利な地点からスタートできる。

よくある質問

Q
アンカー効果はいつ使うのがベストですか?
A
価格交渉の「一番最初」です。相手が相場を知らない状態であればあるほど、最初に提示した数字が強力な基準として機能します。
Q
アンカー効果を失敗させないコツはありますか?
A
現実離れしすぎた数字を出さないことです。「100円のペンを100万円です」と言っても相手にされず、信頼を失ってアンカー自体が機能しなくなります
Q
アンカー効果の具体例は何ですか?
A
通販番組の「今ならもう一個ついてお値段据え置き!」、レストランのメニューで一番高い「松コース」を見せた後に「竹コース」を選ばせる手法などが挙げられます。
Q
アンカー効果とフレーミング効果との違いは何ですか?
A
アンカー効果は「数字(基準点)」による影響です。フレーミング効果は「伝え方(枠組み)」による影響です(例:「生存率95%」と「死亡率5%」で同じ事実でも印象が変わる現象)。

コメント

「IT用語、難しすぎて心が折れそう……」という方のための、ハードル低めな用語辞典です。

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