ざっくりとエンドポイント
- ネットワークの最終地点
- データ通信の送受信点
- セキュリティ管理の要
エンドポイントとは、ネットワークの終端でデータ通信の送受信地点、セキュリティ管理の要です。
エンドポイントとは
エンドポイントとはネットワークの最終地点である。 なぜならば、ここでデータ通信が行われるからだ。 例えば、パソコンやスマートフォンなどである。
そして、これらのデバイスはセキュリティの観点から重要視される。 つまり、エンドポイントはセキュリティ管理の要となる。
だから、エンドポイントの保護はネットワークセキュリティにとって欠かせない
使用する職種
IT管理者
IT管理者は、エンドポイントセキュリティを通じて各デバイスのセキュリティ状態を管理し、不正アクセスやマルウェアから保護します。
データ分析者
データ分析者は、エンドポイントから送られてくる大量のデータを分析し、ビジネスの意思決定に役立てます。
一般ユーザー
一般ユーザーも、自身のデバイスがエンドポイントとなり、インターネット上の情報を得るために使用します。
エンドポイントはデータ通信やセキュリティ管理が必要な場合におすすめです。
有名な企業や製品、サービス
Microsoft
Microsoftは、「Microsoft Endpoint Manager」を提供しており、エンドポイント管理を容易にします。
Symantec
Symantecは、「Symantec Endpoint Security」を提供し、企業のエンドポイントを保護します。
McAfee
McAfeeは、「McAfee Endpoint Security」を提供し、エンドポイントの脅威からユーザーを守ります。
大まかな手順
エンドポイントの確認
ネットワークに接続される全てのデバイスを特定し、それらがエンドポイントであることを確認します。
エンドポイント保護ソフトウェアのインストール
選択したエンドポイント保護ソフトウェアを全エンドポイントにインストールします。
セキュリティポリシーの設定
エンドポイント保護ソフトウェアでセキュリティポリシーを設定し、不正アクセスやマルウェアからエンドポイントを保護します。
セキュリティ状況のモニタリング
定期的にセキュリティ状況をモニタリングし、異常があれば対応します。
エンドポイントの更新
エンドポイント保護ソフトウェアやデバイス自体の更新を適宜行い、常に最新のセキュリティ対策を維持します。
類似語
ノード
ノードもネットワーク上の一点を示し、エンドポイントの一部と考えることもできます。
デバイス
デバイスは具体的なエンドポイントを指し、パソコンやスマートフォンなどがこれに該当します。
インターフェース
インターフェースはネットワーク上の接点を示し、エンドポイントがこの接点にあたります。
反対語
ネットワークハブ
ネットワークハブはネットワークの中心部を指し、エンドポイントの反対概念にあたります。
サーバー
サーバーは情報の提供元であり、クライアント(エンドポイント)の要求に応じて情報を送信します。
データセンター
データセンターは大量の情報を集約・管理する場所で、エンドポイントはその情報を利用する一方です。
会話の例文
オフィスでのシステム更新
Q.「全社的なシステム更新をするけど、自分のPCはどうすればいいの?」
A.「君のPCもエンドポイントの一つだから、指示に従ってエンドポイント保護ソフトを更新してね。」
新入社員のIT研修
Q.「エンドポイントって何ですか?」
A.「それはネットワーク上の最終地点で、例えば君の使っているパソコンやスマホがそれにあたるよ。」
セキュリティミーティング
Q.「エンドポイントのセキュリティはどう管理すればいい?」
A.「エンドポイント保護ソフトウェアを使用して、定期的な更新とモニタリングを行うのが一般的です。」
使用時の注意点
エンドポイントを使用する時の注意点はセキュリティ対策の徹底である。 なぜならばエンドポイントはネットワーク上で最も脆弱な部分だからだ。
例えば、未更新のソフトウェアやOSは、攻撃者にとって狙いやすいターゲットとなる。 そして、エンドポイントからネットワーク内部への侵入が可能となり、重大な情報漏洩を招く可能性がある。
だから、エンドポイント保護ソフトウェアの適切な導入と管理、定期的な更新が重要となる。
エンドポイント、あなたのネットワークの最前線です。
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