- データベースやプログラミングの表示のされ方
- 「NULL」→「何もない・無の状態」が日本語の意味
- 空白や数字の0(ゼロ)ではく、データ自体存在してないということ
ここまでで7秒!もっとくわしく知りたい人は続きをどうぞ!
NULLをわかりやすく
NULLをわかりやすく説明すると
データを取得しようとしたけど、データが存在しなかった場合に表示されるのが「NULL」
NULLとは わかりやすい例
落とし込んだ例を交えて、わかりやすく解説すると
NULLは、データベースやプログラミングで、データが存在されない場合に表示される「データがありません」ということ。例えばECサイトで商品を購入しようとして、入力フォームに何も入力しないで、購入ボタンをクリックまたはタップすると「記入されてません」と表示される。それはデータがないのでシステムがNULLでは購入させないとシステムで制御しているから。データベースからデータを取得してNULLの場合、システム側ではNULLと表示されているが、ユーザーには「入力してください」と表示されているので、NULLを見かけることは少ないかもしれない。
NULLという言葉は、もともと「何もない・無の状態」を意味する英単語からきていて、その語源はラテン語の「nullus」→「無い、存在しない」という意味を持っている。
NULLはなぜ必要なのか
NULLがなぜ必要かというと「まだ分かってないこと」、「まだ決まってないこと」が多くあるから。NULLがあると、「まだデータがない」、「状態が未確定」ということを表現できる。
NULLが発生する原因
- データベースを作る時に、ある項目の入力は必須ではないと設定してしまった場合、その項目が空欄(NULL)になる
- 可能性があるウェブサイトなどの入力フォームで、ユーザーが何も入力せずに送信してしまうと、その入力欄の値がNULL(空欄)になる
- センサーからデータを収集する際に障害が起きたり、外部のデータ提供サービスからデータが返ってこなかった場合、データがNULLになる
- プログラマーが、変数やオブジェクトの値を意図的にNULLに設定した場合
- プログラム上で、まだ値が設定されていない変数やオブジェクトを参照してしまった場合、NULLが発生する
などがある。
NULLが引き起こす問題
NULLを考慮してないと、ユーザーが見るウェブサイトやアプリの画面に、「NULL」と表示されたり、エラーでプログラムが止まってしまうこともある。でもNULL自体はエラーではない。エラーは、プログラムやシステムが意図しない動作をした際に発生するもので、NULLは「データがありません」という意味ではあるが、データそのものを表しているため、エラーではない。
NULLまとめ
- データベースやプログラミングの表示のされ方の1つで、空白や数字の0(ゼロ)ではく、データ自体存在してないということ
- ウェブサイトやアプリでは、NULLの表示を、「記入されてません」、「入力してください」などとシステムで変換している
- NULLを考慮しないと、ウェブサイトやアプリのUXが下がり、エラーでプログラムが止まる可能性もある
NULLについて理解は深まりましたか?
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以上、NULLについてでした。コメント欄を心よりお待ちしています!
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