スループットとは?ざっくりと3行で
- 単位時間あたりに、どれだけのデータを処理・転送できるかという「実質の作業スピード」のことだよ!
- システムや通信回線が、実際にどれくらい仕事をこなせているかという「本当の実力」を測る役割を果たしているんだ。
- この数値が高いと、データの送受信や処理がスムーズになり、待ち時間が減って快適になるよ。

【深掘り】これだけ知ってればOK!
よくインターネット回線の広告で「最大1Gbps」といった表記を見かけますが、これはあくまで理論上の限界値(ベストエフォート)であり、スループットではありません。スループットは、混雑状況や機器の性能など、さまざまな邪魔が入る現実環境の中で、「結果的にどれだけ処理できたか」という実績値を指します。
高速道路に例えるなら、制限速度が100km/h(理論値)でも、渋滞していれば30km/hしか出せませんよね。この時、実際に移動できた「30km/h」にあたるのがスループットです。
会話での使われ方

このルーター、古いからスループットが出てないんじゃない?




データベースの処理量が増えたので、スループットを向上させるためのチューニングが必要です。




理論値はいいから、実効スループットでどれくらい出るか教えて。
【まとめ】3つのポイント
- スーパーのレジの回転率:レジ係がどんなに優秀でも、客が並んで詰まっていれば処理数は落ちる。その実際の通過量のこと。
- 本当の性能評価:カタログ上の「最高スペック」という虚像ではなく、現実のパフォーマンスを見極める指標。
- 快適さの直結:これが低いと「画面が固まる」「ダウンロードが終わらない」といった、業務ストレスの原因になる。
よくある質問
- Qスループットはいつ使うのがベストですか?
- Aシステムや通信回線の実際のパフォーマンス(性能)を評価・測定したい時に使います。
- Qスループットを失敗させない(低下させない)コツはありますか?
- Aシステム全体の中で一番処理が遅い部分(ボトルネック)を見つけ出し、そこを重点的に強化・改善することです。
- Qスループットの具体例は何ですか?
- Aインターネットでファイルをダウンロードする時の「〇〇MB/秒」という速度や、Webサーバーが1秒間にさばけるアクセス数などが挙げられます。
- Qスループットとレイテンシ(遅延)の違いは何ですか?
- Aスループットは「時間内にどれだけ大量に運べるか(土管の太さ)」を指し、レイテンシは「指示を出してから反応が返ってくるまでの時間(応答速度)」を指します。



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