リゾルバとは?URLを住所に変換する問い合わせ代行人の役割と仕組みを解説

IT基礎・一般用語
リゾルバとは?ざっくりと3行で
  • インターネット上の住所である「ドメイン名(URL)」を、コンピュータが理解できる「IPアドレス」に変換(翻訳)してくれるプログラムのことだよ。
  • ブラウザからの「このサイトどこ?」という質問を受け取り、電話帳係であるDNSサーバー問い合わせて答えを持ってくる仲介役なんだ。
  • これが動かないと、Yahoo!やGoogleなどの名前を入れてもサイトが表示されなくなるね。
デプロイ太郎がDNSリゾルバの仕組みを学ぶ4コマ漫画。ドメイン名をIPアドレスに変換する過程を解説。
①目的地(ドメイン名)は分かるが、実際の住所(IPアドレス)が不明で困惑する。 ②DNSリゾルバが現れ、DNSサーバーという巨大な住所録を使って案内を開始する。 ③リゾルバがサーバーから目的地の正しいIPアドレスを発見し、劇的に提示する。 ④判明した住所で無事目的地に到達。名前を住所に変えるリゾルバの役割を理解する。

【深掘り】これだけ知ってればOK!

単なる「翻訳機」だと思われがちだけど、実は「あなた専属の敏腕・問い合わせ代行人」なんだよ。

リゾルバ(Resolver)は、「解決する人」という意味です。何を解決するかというと、人間語(google.com)と機械語(142.250.xxx.xxx)のズレです。
私たちが普段使っているパソコンやスマホの中には「スタブリゾルバ」という小さなリゾルバが入っています。これが「キャッシュ(フル)リゾルバ」と呼ばれるサーバーに問い合わせを行い、世界中のDNSサーバーをたらい回しにされながら最終的なIPアドレスを見つけ出し、手元に届けてくれるのです。

初心者が現場で直面しそうなシーンとして、「ネットが遅い時の犯人探し」があります。回線自体は速いのに、Webサイトの表示が始まるまで一瞬の間がある場合、プロバイダが提供しているリゾルバ(DNSサーバー)の反応が遅いことがあります。この場合、PCの設定で参照するリゾルバを「Google Public DNS(8.8.8.8)」などの高速なパブリックリゾルバに変更すると、サクサク動くようになることがあります。

会話での使われ方

名前解決ができてないみたいだから、リゾルバの設定を確認して。

社内のリゾルバが落ちて、イントラネットに繋がらなくなりました。

Linuxの設定ファイル(resolv.conf)に、優先するリゾルバのIPを書いておいて。

【まとめ】3つのポイント

  • 住所の案内人:「〇〇さん(URL)の家はどこ?」と聞くと「〇〇番地(IP)です」と教えてくれる
  • 裏方の名脇役:ユーザーは意識しないが、Webサイトを見るたびに必ずこいつが働いている
  • 名前解決の主役:ドメイン名をIPアドレスに変換する一連の流れ(Name Resolution)を実行する

よくある質問

Q
DNSサーバーとリゾルバの違いは何ですか?
A
厳密には、リゾルバは「DNSサーバーに質問を投げるクライアント側の機能(質問者)」を指しますが、広義には質問を受け付けて答えを探すキャッシュサーバー(フルリゾルバ)も含めて「DNSリゾルバ」と呼ぶこともあります。
Q
スタブリゾルバとフルリゾルバの違いは?
A
スタブリゾルバは、PCやスマホに入っている。「フルリゾルバにお願いする」だけの簡単な機能。フルリゾルバは、ISPやGoogleなどが用意している。「世界中のDNSサーバーに聞き込み調査を行って答えを見つける」高機能なサーバー。
Q
リゾルバが応答しないとどうなりますか?
A
「サーバーが見つかりません」といったエラーが出て、Webサイトが表示できなくなります。IPアドレスを直接打ち込めば見られますが、現実的ではありません。
Q
リゾルバキャッシュとは?
A
一度調べた住所(IPアドレス)を一時的にメモしておく機能です。次回からはDNSサーバーに問い合わせずに、メモを見て即座に案内するため、表示が速くなります。

コメント

「IT用語、難しすぎて心が折れそう……」という方のための、ハードル低めな用語辞典です。

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