Cookieとは？「どこよりもわかりやすく、初心者でもわかりやすい」7秒で理解できる！

Cookieをわかりやすく

Cookieをわかりやすく説明すると

WebサイトとWebブラウザ間で、やり取りしてる小さいデータのこと

Cookieとは わかりやすい例

もっと噛み砕いてわかりやすく説明すると

Webサイトにユーザーがアクセスした時に、新規IDが発行されて、このIDを使ってユーザーを特定し、そのユーザーが何をしたのかCookieに保存される。Cookieは、発行したIDと関連付けて、認証情報、セッション情報、ショッピングカート情報、個人設定、閲覧履歴、入力データ、広告トラッキングID、位置情報を保存する。この情報があるので、サイトはユーザーがきた以前の状態のままを保持できている。例えば、ユーザーがお客で、Webサイトがラーメン屋さんだとした場合、1度目に行ったら、ラーメン屋さんが、顔、座る席、コップの位置、注文してやめた餃子、注文したラーメンの種類を覚えていてくれて、次に行った時に、お客が何も言わなくても、席に案内して、コップを以前と同じ位置に起き、「この間頼もうとしてた餃子どうですか」と聞いてくれたり、「前と同じでチャーシューメン大盛りですか」と1回目に来た記憶をもとに対応してくれる、そのラーメン屋の記憶がCookie。

Cookieはブラウザ単位で管理してるので、別のブラウザを使用するか、ブラウザの履歴を削除すれば新しいユーザーとしてIDが発行される。

一度クリックした広告が別サイトでも表示されたり、似たような広告が表示されるのもCookieのしわざ。ブラウザ単位で「あなたはこれが好きなんですね」、「あなたのような行動する人はこれも好きですよね」と分析されてる。

Cookieが保存するデータ

データ分類	取得内容	使用方法
ユーザー識別子	ユーザーがアクセスした時に新規IDを発行する	この発行されたIDを使ってユーザーを特定し、ユーザー別の設定や履歴を関連付ける
認証情報	ユーザーがログインした時の認証情報	次回アクセス時に、ユーザーはこの認証情報を使って自動的にログインできる
セッション情報	ユーザーがサイトを訪れる度に新しいセッションIDが発行されるID	このIDを使って、同一セッション内の一連の操作を関連付ける
ショッピングカート情報	ユーザーが商品をカートに入れた情報	次回アクセス時にカートの内容をそのまま表示する
個人設定	ユーザーがテーマ、言語などを変更した設定	次回アクセス時に、過去の設定を反映させる
閲覧履歴	ユーザーが見た各ページのURLとタイムスタンプ	サイト側ではその履歴を分析に使える
入力データ	ユーザーがフォームに入力したデータ	フォームの再送信時にその情報を使う
広告トラッキングID	ユーザーが広告をクリックした時にトラッキングIDを発行する	広告会社側がこのIDを使って、ユーザーの広告反応を追跡する
位置情報	ユーザーのIPアドレスから推定した位置情報	コンテンツやサービスの地域対応に活用される

Cookieとキャッシュの違い

Cookieと似たデータにキャッシュがある。この2つは似ているので間違いやすいけど、別物。Cookieは、サイトの状態を保持するためのデータで、キャッシュは、サイトの内容を高速表示するためのデータ。

	Cookie	キャッシュ
概要	ウェブサイトから送信されてくる小さなデータファイル	ウェブページの内容そのものを一時的に保存しているデータ
目的と役割	ウェブサイトの設定や状態を保持する役割	ウェブサイトへのアクセスを高速化することが主な目的
データの使用元	サーバー側	ブラウザ側
データ内容	認証情報、ショッピングカート情報、ユーザー設定など	画像、CSS、JavaScript、HTMLなど

Cookieまとめ